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出版社内容情報
〈怪談クラブ〉へようこそ。ここでは参加者が一話ずつ怪談を語ります。今回のテーマの、人形の怪談七話が、あなたを不思議な世界へと誘います。『ひとりでいらっしゃい』の続編。
内容説明
「怪談クラブ」へようこそ。こわい話のすきなあなたなら、きっとこのクラブが気にいるはずです。入会の条件はふたつ。その月のテーマにまつわる怪談をひとつ用意してくること。そして、ひとりでくること。毎月の第二日曜日、西戸助教授の研究室でおまちしています。つぎは、うらからいらっしゃい。小学上級から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
昭和27年東京都に生まれる。中央大学大学院文学研究科修了。亜細亜大学教授。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞、その続編の『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。平成3年路傍の石幼少年文学賞受賞
奥江幸子[オクエサチコ]
東京都に生まれる。立教大学文学部英米文学科卒業。英会話を教えるかたわら油絵を描き、各所で個展を開催
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千穂
38
西戸先生の怪談クラブシリーズ。順番が逆になってしまった。うらからいらっしゃいが第2弾、まよわずいらっしゃいが第3弾。今回のテーマは人形。人形は命入っているようで怖い。メリーさんの電話。震えそう〜人形は粗末にしてはいけないね!捨てると追ってくるかも。携帯世代だとメリーさん携帯の中から現れる〜〜2017/10/28
奥山 有為
13
おもしろかったーーー!!このくらいの怖さがちょうどいい。2016/10/29
川端
12
★★★☆☆ 『七つの怪談』シリーズ第二段。前作と比べると、恐怖よりも趣を重視した話が多かったように思う。『かわり男雛』と『なにもないのが罰』がお気に入りでした。西戸先生の怪談クラブに参加して、冷やし中華を食べながらメンバーと語らいたくなった。2018/02/16
深青
10
怪談クラブシリーズ2巻目!今回のテーマは「人形」です。有名な怪談(都市伝説?)から始まり、ちょっといい話まで。皆集まったら、冷やし中華を囲んで怪談クラブの始まり始まり。こんな会があったら参加してみたい。自分が語った怪談について、皆で意見を言うとか面白いと思う。次は「乗り物」らしいですよ。私のところにも、招待状プリーズ(笑)2014/01/12
まりにゃ
9
4話目の看護婦さんの話と、ラストの男雛の話が、私は好き。こういう情趣ある怪談集は、子どもよりむしろ大人向けかも知れない。加古里子・那須正幹・斉藤洋らの児童文学には、育児中、随分お世話になったものだ。久しぶりに、懐かしく味わいながら、極上の読書時間を過ごせた。2016/08/24