出版社内容情報
くじらのうち(工藤直子)/サチコちゃん(筒井康隆)/かしわばやしの夜(宮沢賢治)/しか(佐野洋子)など15編の傑作短編集! 小学校中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鹿の子
3
小さい頃本のお下がりを貰うことが多々あって、これもそんな1冊だった。だから読んだのはこれだけだけど、シリーズを通してみると滅茶苦茶ゴージャスなラインナップ(筒井康隆、川島誠、宮沢賢治、糸井重里などなど)オムニバス児童書と侮るなかれ、もっと読んどきゃ良かったよ。こないだ偶然読んだ有島武郎の児童文学が載ってたり、筒井康隆の小説がトラウマものだったり。そもそも最近借りた稲垣足穂の一千一秒物語でデジャヴを感じてこの本を思い出したのだったり。双六でゴール直前に振り出しに戻った気分だよ。初心に帰れってことかね。ふぅ。2016/09/14
むらさめ
1
子供の頃に読んで大好きだった本。正式なタイトルを思い出せず長い間見つけられなかったのですが、ひょんなことから発見。(まさか寝るが平仮名だとは思わなかった…)今読んでみると案外不気味な話が収録されているなぁという感想ですが「ねがいごとのあかいふね」がこれまた大好きな話のスピンオフだったと気付けたりで再読してもやっぱり全体通して好きな雰囲気です。「くじらのうち」「僕の帽子のお話」「小鳥とばら」が特に好き。2014/09/02
ろばこ
0
夢の話が多い。ちょっとトラウマになりそうな話もあったな… 筒井康隆の話とか。「ゆめであいましょう」「ばらと小鳥」が好き。2013/03/31