内容説明
リラの花のさく家に、父をさがしてサーカスをぬけだしてきた少年があらわれ、バブとベティの姉妹は、事件がおこるたびにわくわく。ふたりの協力もあって、ついに少年の望みのかなう日が…。『若草物語』の作家、オルコットの名作。
感想・レビュー
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シルク
9
胸くそわりーなオイ(# ゚Д゚)!!思わず素が出てしまう程、気分の悪い人間が出てくる物語。どいつってこいつ。「お美しく慈悲深い令嬢シリア様」でございますですよ。自分で放置してたお金が無くなったら、まっ先に貧しい下働きの少年ベンを疑う奴。誠心誠意シリアに尽くし、彼女を崇拝していた素朴な少年は傷つく。「僕を疑われるのですか?!」とベンが悲痛に叫ぶと、「わたくしだって疑いたくないわ。けど他に誰が考えられて?悲しいけれど可能性があるのはあなただけじゃないの」とほざきおったこの女。恥を知れ!ベン少年は忠実に彼2016/05/13
リョウ
0
大きな起伏もなくわりあい淡々と物語が進むけど、安心して読める。ラストもスッキリまとまっていた2018/07/13