出版社内容情報
くるみ・たまねぎ・ざくろなど、植物を使って布を染めたり、型染めなど、いろいろな染色方法を紹介。肩染めパターンの型紙付き。 小学校中学年から
内容説明
くるみ・たまねぎ・ざくろ・山桃など、植物をつかって布を染める、いろいろなやり方。型紙を作って染めたり、じぶんでかいた絵を染めたり…すこしむずかしいかもしれないけれど、基本的な材料をそろえて、染めるじゅんばんをおぼえれば、だれにでもできるよ。
目次
じょうずに染めるために
くるみの染料
玉ねぎの染料
ざくろの染料
すおうの染料
いろいろな染料
つつ描き(1)ログウッドで染めたバイオリンひき
つつ描き(2)山桃で染めたバイオリンひき〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
14
「せんはうたう」で知った望月通陽さんが植物染の基本と型染の制作見本を示す 巻末にパターンつきの素晴らしさ! でも、切り抜くのに腕が必要! それから布をぴんと張り、型を置いて、その上に糊を1~2mm塗り、型をそっとはずして、裏から水をスプレーし、糊が乾いたら豆汁(ごじる)を塗り乾かし、染料を塗り乾かし、媒染液を塗り乾かし、重ならないよう手拭等でくるんでたたみ30分蒸し、水に30分つけて糊をふやかして落とし、きれいな水で洗って乾かし完成! すごいなあって感動 1996刊2019/02/01
遠い日
4
望月通陽さん、制作・監修の植物染めの絵本。望月さんはご自身も型染めで作品制作していらっしゃるので、ずっと気になっていた本。布を植物で色染めするいつくもの方法を、丹念にわかりやすく紹介。その図案が望月さんのデザインなのもいい。わたしが植物染めに興味をもったのは、佐伯一麦さんのいくつもの小説作品によって。そして、望月通陽という芸術家を知って、ますます興味がわいた。なんといっても、媒染を変えるだけで、発する色が変わることの不思議がたまらない魅力。植物染めの自然なアースカラーもすてき。すおうの赤が、素晴らしい。2013/03/08
-
- 洋書
- STAY-BEHIND