出版社内容情報
呪文のかわりにくすりを使う魔女と、魔女になりたくないおちゃめな現代っ子の魔女の娘。ファンタスティックに展開する、楽しい傑作童話。 小学校低学年から
内容説明
現代の魔女を リアルにたのしくえがき、探偵事件もからませた、きばつな物語。読みだしたらやめられないおもしろさバツグンの アメリカの傑作童話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナチュラ
23
紹介頂いた本。 面白くて いい話でした。こわいお母さん魔女の娘「ミンクス」は普通の女の子。 箒で空を飛ぶことはできるけど、昼はお母さんの寝ている間に内緒で学校へ行って友だちを作ったりする。物語の展開が巧妙で夢中になります。ラストもいい。2019/04/04
ぶ~の
5
多くの世代に長く愛されて欲しい、グリム兄弟やアンデルセンにひけをとらない本当に楽しめる作品だと思うので廃版なのが惜しまれます。図書館で見つけたので小学生ぶりの再読です。「おかま」に材料を放り込んで薬を作ったり、ほうきで空を飛ぶ魔女に出会ったのはこの作品が最初だった気がするなあなんて懐かしんでいたら、なんとこの魔女、「おかま」と薬がないと魔法が使えない上に薬はカタログ通販でした。作家さんはアメリカの方で初版は50年以上前。アメリカでは当時から通販があったのかしら。2023/03/31
のん@絵本童話専門
0
偕成社の古き良き童話シリーズ「世界のどうわ傑作選」がとても気になっていて少しずつ読んでいます♡こちらもすごく良かった!主人公のミンクスは、お母さんが魔女であることを嫌い、お母さんに隠れながら着々と自分のあるべき姿を取り戻していきます。お母さんに花にされてしまった子どもたちの魔法を解こうとしたり、妖精を出そうと実験を繰り返したり、学校に通って友達を作ったり。自らが努力して行動する姿に勇気をもらえる。妖精を求めるのはもう本能だったのですね^^ 小学校低学年~2021/11/02