出版社内容情報
タヌキに育てられたまほろは思ったものに化けられる不思議なお姫様。それを知っているのは、人間に化けていっしょに暮らすタヌキ一家だけで、お父さんのおやかたさまも知りません。ある日おやしきに、都から有名な絵師がくることになりおやかたさまは大慌て。作者による挿し絵がたっぷり入った楽しい長編ファンタジー童話。
内容説明
都からきた天才(?)絵師とまいごの雪ん子といっしょに、まほろと茶々丸はふしぎな冒険に!タヌキに育てられたお姫さまが活躍する楽しいファンタジー。小学校中学年から。
著者等紹介
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
中川千尋。1958年生まれ。東京芸術大学卒業。児童書を中心に翻訳者として活躍するとともに、作家・画家として絵本や童話作品を手がけている。作絵の絵本や童話に『天使のかいかた』(日本絵本賞読者賞・理論社)、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(野間児童文芸賞・偕成社)、翻訳絵本に『どうぶつがすき』(日本絵本賞翻訳絵本賞・あすなろ書房)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
童心に帰れるファンタジー2021/12/29
Nyah
12
天狗の師匠が不在の間、まほろ姫の屋敷で襖絵を描く事になった絵師と、迷子の話。のほほんとしてます。2019/06/30
遠い日
11
まほろ姫シリーズ2。こちらが2巻目とは知らずに読む。中川ちひろさんの絵はやっぱりすてきにかわいい。まほろ姫と茶々丸が出会った若い絵師の雲風とが巻き起こすファンタジー。謎めいた小雪という幼女が加わって、どきどきの展開が待っている。冬から春への世界の動きと、雲風の腕が上がっていくようすが比例して、冒険が始まる。まほろ姫と茶々丸が手に入れたふしぎな力は、雲風が残していったふすま絵のふしぎがもたらしたもの。シリーズ、続くといいのになぁ。2018/02/05
ぱちょ
3
ほんわかしててかわいかったな。女の子好きそう。2017/12/31
母パンダ
1
まほろ姫シリーズ、第2彈。 雪と共にやって来たちびちゃんが可愛かったです。 いつ、本性(?)を表して、悪さをするか、ちょっとハラハラしました。 画家のお弟子さんには、共感しました。2018/02/08