出版社内容情報
ゴミ箱ロボットは、ゴミを拾いあつめようとするロボットです。でもアームがないので、自分ではゴミを拾えません。ただヨタヨタ歩きまわり、ゴミがあるとじっと見つめるーーそれだけ。このロボットがゴミを集めるには、どうしたらいいでしょうか?
また、こんなロボットもいます。子どもたちに昔話の「ももたろう」を語り聞かせようとしますが、ところどころで大事な言葉を忘れてしまうのです。「どんぶらこ、どんぶらこ、と、えーと、あれっ、なにが流れてきたんだっけ?」最後まで話しきるには、なにが必要でしょうか?
この本に出てくるのは、こんなふうに苦手なことや弱点が多いロボットばかりです。モジモジ、オドオド、モゾモゾ、キョロキョロと、どこか自分の行動に確信がもてないようす……。でもおもしろいことに、そんなロボットを目にすると、どこからか助けてあげようとする人が現れるのです。
いったいどうして人は弱いロボットを助けたくなるのでしょうか? そこを掘り下げていくと、そもそもわたしたち人間が普段どのようにふるまっているか、まわりの人とどのように関わっているか、ということが見えてきます。そして、「弱さ」が発揮する意外なチカラに気づくきっかけにもなるのです。
さあ、あなたも弱いロボットに出会ってみてください。なにを感じるでしょうか?
【目次】
内容説明
モジモジした姿に親しみをおぼえるのは、なぜ?わたしたちがスムーズに歩けるのは、地面のおかげ?言葉は、いいなおすのが当たり前!おしゃべりは、言葉足らずなほうがいい?ロボットを作ってみたら、わたしたちヒトのひみつが見えてきた。「弱い」って、おもしろい!人とロボット、人と人。「居心地のいい関係」って、どんなかんじ?ひとりではなにもできない〈弱いロボット〉といっしょに考えてみよう。
目次
1章 弱いロボット誕生
2章 弱いロボット図鑑(アイ・ボーンズ iBones;ペラット Pelat;トウフ Toufu;ウィムボー Whimbo;ルーモス Lumos;トーキング・アリー Talking‐Ally;トーキング・ボーンズ Talking‐Bones;む~ Muu;ナミダゼロ・ホーム NAMIDA0 Home;ポケボーキューブ PoKeBo Cube;ナミダゼロ NAMIDA0;マコのて Mako-no-te;ポケボー Pocketable-Bones)
3章 弱いロボット的戦略
著者等紹介
岡田美智男[オカダミチオ]
1987年東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士。NTT基礎研究所情報科学研究部、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、豊橋技術科学大学情報・知能工学系(2025年に名誉教授)を経て、筑紫女学園大学副学長・現代社会学部教授。専門分野は、コミュニケーションの認知科学、社会的・関係論的なロボティクス、ヒューマン・ロボットインタラクションなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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