あしの多い虫図鑑―あしが8本以上あるのはどんな虫たち?

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あしの多い虫図鑑―あしが8本以上あるのはどんな虫たち?

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  • サイズ B5判/ページ数 139p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035286103
  • NDC分類 K485
  • Cコード C8045

出版社内容情報

昆虫は、あしが6本。このことは学校などでしっかり教わったはずです。
その一方、昆虫ではない虫は、あしがたくさんある、ということもなんとなく知っているでしょう?
クモは、あしが8本。ではムカデは、あしが何本? ヤスデは? サソリは? ダンゴムシは? ところでそれぞれ、いったい何のなかま? クモ以外になると、とたんにわからなくなるのは、昆虫ではない「あしの多い虫」は、いつも昆虫図鑑の最後にちょこっと紹介されるだけだからかもしれません……。



この本は世界初、昆虫ではない「あしの多い虫」が主役の図鑑。この図鑑では、4つのグループの中のさらに細かい分類にそって、日本の代表種を最低1種、計約90種を中心に、コラムでは海外にすむものも紹介し、総数として計約100種を掲載しています。写真は、生態写真を基本に、体のつくりがよくわかる白バック写真も加え、生息環境や探す手がかり、育ち方の写真なども掲載します。また、昆虫と昆虫ではない虫をさらに包括する「節足動物」の説明や、古代にいた巨大ヤスデの話題、クマムシやカギムシなどの節足動物に近い動物、古代の三葉虫やアノマノカリスなどについても、コラムで楽しく取りあげます。

内容説明

昆虫ではない虫、つまり、あしが8本以上ある虫だけを100種近く紹介する、世界初、あしの多い虫図鑑。あしの多い虫は、あしの数や体の形もいろいろ。「なにが、なんのなかまなの?」と思う人が多いかもしれません。でも、整理すると、分類は意外にシンプル。見つけやすいのは、ムカデ綱、ヤスデ綱、クモ綱、陸生甲殻類の4グループです。各グループの体のつくりなどの特徴とよく見られる種を、あしの数も手がかりにして、わかりやすく説明します。

目次

ムカデ綱(ゲジ;イッスンムカデ ほか)
ヤスデ綱(ハイイロフサヤスデ;ヤマトタマヤスデ ほか)
クモ綱(ヤエヤマサソリ;アマミサソリモドキ ほか)
陸生甲殼類(オカダンゴムシ;トウキョウコシビロダンゴムシ ほか)

著者等紹介

小野展嗣[オノヒロツグ]
1954年、神奈川県川崎市生まれ。小学生のころからカエルやいろいろな虫と親しむ。学習院大学法学部卒業後、ドイツのマインツ大学生物学部に留学(中退)。理学博士(京都大学)。国立科学博物館(研究主幹・九州大学大学院客員教授兼任)を2019年に定年退職し、現在は名誉研究員。神奈川大学非常勤講師。日本動物学会会員。専門分野は動物系統分類学、昆虫学、とくにクモ類。ベトナム、タイ、ミャンマーなどを踏査。国際クモ学会賞受賞(2010年)

鈴木知之[スズキトモユキ]
1963年、埼玉県越谷市生まれ。昆虫写真家。國學院大學卒業。青年海外協力隊としてパプア・ニューギニアに赴任し、アレクサンドラトリバネアゲハの保護活動を行う。帰国後、昆虫写真家として、日本だけでなく、東南アジアやオーストラリアの熱帯雨林でも撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

75
足が8本以上ある虫の図鑑。ムカデ、ゲジ、ヤスデ他、聞いただけで嫌な顔をされる虫たちだ。しかし生態系のなかでは重要な位置にある。いや生態系に無駄とか重要などないのだろう。森林の伐採や、コンクリートで固め山はダムを作り、宅地に現れれば駆除される。彼らにすれば誠に理不尽であろう。逆に蛇のように足が無いと無いで嫌われる。人間なんて勝手なものよ。図書館の貸出のおばちゃんにこの表紙で露骨に嫌な顔をされた。2024/09/11

たまきら

43
足の数が律義に数えてあるのが最高です。百足が実は百足ではなく、ヤスデに至ってはうへえ!というような数だったり…とトリビアをふくらませることができて満足です。オカダンゴムシが外来種だとごく最近知ってのけぞったのですが、まさかワラジムシまでヨーロッパ産とは…!2024/05/02

アナクマ

34
苦手な人は表紙から覚悟が必要。ページをめくるごとにウワー、おぉぉぉ…とゾワゾワが止まらない。「ほぼ肉食」のゲジやムカデ。「落ち葉や倒木などがやや分解された腐食や菌類を食べる」ヤスデなど。足が「30本」「46本」「102本」「182本」「618本」…。色もさまざま、長めのウネウネ生物がこれでもかと。「よく知られていない日本のヤスデ」八重山マルヤスデは驚異の質感、赤黒の縞々!◉後半はサソリモドキ、カニムシ、ザトウムシ、各種ダニ類。たまらない。ダンゴムシ(の群集)は「自由研究の人気者」と紹介されます。全員重要!2024/09/18

紫陽花と雨

20
風の谷のナウシカな気持ちになりきると読みやすいです(笑)最初の登場はゲジ!害はないのに見た目で損するタイプ!私の職場は天井からムカデが落ちてきたり、ゲジが流しから出てきたりします。彼らことをもう少し詳しく知りたいと思い読みました。静止画や拡大してじっくり見ることはあまりないので、意外と顔は可愛いやつもいてびっくり。ゲジ・ムカデ・ヤスデばかり思い浮かべていたので、クモやダンゴムシ、グソクムシやカブトガニやアノマロカリスも節足動物かと改めて認識。ダニも8本足なのを初めて知りました。大変興味深い内容でした。2024/10/11

FOTD

20
こんな本が欲しかったぁ!この本は、昆虫ではない「あしの多い虫」にスポットライトをあてたような図鑑。「こんな虫がこんなところにいる」というのを広く浅く知ることができる。写真も的確でわかりやすい。 ムカデ、ヤスデ、クモ、ダンゴムシ、フナムシ、などなど盛りだくさん。コラムも楽しく勉強になる。良書。2024/01/20

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