紙ひこうき、きみへ

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紙ひこうき、きみへ

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  • サイズ A5判/ページ数 56p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035285809
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

シマリスのキリリのもとへ、ある朝、飛んできた青い紙ひこうき。「こんにちは。夕方には、そちらにつきます」と書いてあります。ごちそうを作って待っていると、ずっと旅をしているというミケリスのミークがあらわれました。キリリとミークは、なかよしのともだちになって、一緒に楽しい日々を過ごしますが、やがて、ミークが「もう行かなくちゃ」と━━はなればなれになったふたりをつなぐのは、はるか遠くの空へも、風に運ばれていく紙ひこうきでした。
「会いたい」という想いを伝え合う紙ひこうきは、実は、ミークがキリリに贈った不思議なハサミで切り取られた「あるもの」で作られています━━ふたりの心を映すさまざまな色合いの「あるもの」とは、いったい、なんでしょう? だれかとだれかの気持ちををつなぐたいせつなものを、全ページオールカラーのみずみずしい絵とともにさわやかに描いた物語。

内容説明

会いたいよ、きみはたいせつなともだち。

著者等紹介

野中柊[ノナカヒイラギ]
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。翻訳も手がける

木内達朗[キウチタツロウ]
1966年生まれ。国際基督教大学教養学部を卒業後渡米し、イラストレーションの勉強を始める。アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、イラストレーション科卒業。イギリス・ロイヤルメールのクリスマス切手、ニューヨーク・タイムズ、ボストン・グローブ、ワシントン・ポストなどのイラストレーションを手がける。講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

61
会いたい気持ちはどこまでも。行く道は違っても友達。そして今度はお互いに大事な存在となる。青い空を切り取った紙飛行機が、会いたい気持ちを繋げてくれるなんて素敵。いきいきと描かれる景色と、二匹のリスの友情に、心がじんわり温まる物語でした。2020/06/04

ぶんこ

45
一人で暮らすシマリスのキリリの元に、一人で旅を続けるミケリスのミークが訪れる。二人(二匹)のお互いを思い遣る気持ちにほっこりします。「おもてなし」の気持ちって、これなのでしょう。しかし、ミークは旅立ったしまいました。寂しい日々をおくる二人が、再会するまでがとっいぇも素敵でした。空をチョキチョキして紙ひこうき、の手紙にする発想が素敵。絵も素晴らしかったです。2020/06/19

とよぽん

43
木内達朗さんの絵が、ブリッタ・テッケントラップの画風と似ていて惹き込まれた。さすらいの一匹狼ならぬ一匹リスのミケリス、ミーク。定住の安らぎに何の疑問も抱かないシマリスのキリリ。空を切り取って作った紙ひこうきが、とても象徴的なアイテムだと思った。文も絵も日本人だが、紙ひこうきが結ぶリス君たちの友情物語に、何となく翻訳もののような雰囲気を感じた。2020/07/06

キラ@道北民

35
「ルビねこ」で野中さんの児童書にハマり、新刊も読んでみました。大切なともだちに「会いたい」という想いを伝え合う紙ひこうき。実はいつもともだちと繋がっている「あるもの」で作られています。伝えたい気持ちにキュンとなります。グラデーション豊かな絵もとても素敵です。2020/04/17

ヒラP@ehon.gohon

29
出会ったミケリスのミークと再会するために、旅に出たシマリスのキリリ。 種族の違いを乗り越えて、友だちを思う心が、繊細に描かれているファンタジーです。 木内達朗さんの幻想的な絵も素敵ですが、物語の中にも素敵なフレーズがきらめいています。 空を切り取るハサミって、こんなにデリケートな表現、感性が強くなければ意識できないですよね。2021/08/08

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