動物おもしろ基礎知識―フィールドワーカーのための

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035281900
  • NDC分類 480
  • Cコード C0045

内容説明

種って何?学名とは?はたまた生物の進化とは?…専門書や論文だけでは、なかなか理解できない「動物学」を、漫画家でフィールドワーカーの著者が、豊富なイラストとともに、おもしろく、そして限りなく柔らかく解説。

目次

第1章 哺乳類ってなんだろう
第2章 動物の地理的分布
第3章 分類と学名
第4章 進化
第5章 足跡学
第6章 歯の話・胃袋とウンコの話
第7章 さまざまな繁殖法
第8章 代謝と放熱
第9章 そのほかの話
第10章 「里山動物」という提言

著者等紹介

熊谷さとし[クマガイサトシ]
1954年、宮城県仙台市に生まれる。漫画家村野守美氏に師事。グラフィックデザイン、アニメーションを経て、学習漫画家として活躍。また「自然保護運動図画工作執筆家」として、環境教育教材の開発・製作、動物専門学校やカルチャーセンターの講師も勤める。日本野生動物観察指導員、「ふくしまワイルドライフ市民&科学者フォーラム」クリエーター、富山市ファミリーパーク「21世紀の動物園展示を実践する」プロジェクトメンバー。里山の野生動物観察会、講演会を開催するかたわら、絶滅寸前のニホンカワウソを追い続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

6
タイトルの「おもしろ」って言葉に引きずられると珍獣や事件のお笑いネタを想像しがちだけれど、この本は「フィールドワーカーのための」って足してあるように、いたって真面目な内容がくだけた文章で読みやすく書いてある。動物相とか分類や進化について動物学の基礎知識から、足跡や糞といったアニマルトラッキングの実践に役立つ知識、さらに繁殖や代謝と放熱、保護思想といった踏みこんだ話まで味わえる。歯列式や乳頭式までいくと専門家の領域だと思うものの、動物学は机上の学問じゃいけないってことがよくわかった。 (★★★★☆)2016/11/29

kobu

0
「ダーウィンに消された男」のは話面白かった。 進化論は定説だと思っていたが、首が長くなる途中のキリンの化石が見つからないのは何故か? ニホンカワウソは既に絶滅したのが定ではないのか? 2016/03/04

R10

0
著者と会話をしているようなやわらかい言葉遣いで書いてあるので読みやすい。たまにやわらかすぎて読みにくい。でも全体的にはとてもわかりやすいので、フィールドワークに興味のある人はまずこの本から入るといいかも。2014/11/21

bashi

0
フィールドワーカーのための、とあるがどちらかというと実践に役立つというよりは読み物系だと思う。足跡の見分け方やフンの話のくだり等は面白かったデス。2011/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/145512
  • ご注意事項