虫から環境を考える
雑木林を飛ぶオオムラサキ

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784035278405
  • NDC分類 K486
  • Cコード C8345

内容説明

雑木林の美しいチョウ、オオムラサキ。身近だったチョウがなぜ少なくなったのか、雑木林とオオムラサキの一年を観察して考えよう。小学中級から。

目次

オオムラサキとそのすみか―雑木林のチョウ
ふえていたオオムラサキ―1970年代
減ったオオムラサキ―1980年代
えさ台にやってきたオオムラサキ―小諸での再会
春の雑木林―エノキの新芽を食べる幼虫
初夏の雑木林―どんどん成長する幼虫
夏の雑木林―樹液に集まる成虫
盛夏の雑木林―交尾と産卵
夏のおわり―ふ化と幼虫の成長
秋の雑木林―茶色に変わる4令幼虫
冬の雑木林―幼虫は落ち葉の下で越冬
雑木林とオオムラサキの一年をみつめて
オオムラサキを守る―北杜市オオムラサキセンター

著者等紹介

海野和男[ウンノカズオ]
1947年、東京都生まれ。東京農工大学卒業。少年時代から昆虫の魅力にとりつかれ、大学在学中に日高敏隆研究室で、昆虫や生物全体について学ぶ。その後、フリーの写真家・昆虫研究家として、アジア・アメリカの熱帯雨林など世界じゅうをかけめぐり、撮影や研究、執筆に活躍。ビデオやデジタルカメラでの撮影にも意欲を燃やし、最近では長野県小諸市を中心に、身近な自然を記録している。『昆虫の擬態』(平凡社、1994年日本写真協会年度賞受賞)など、著書多数。日本自然科学写真協会副会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会会員
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