自然の観察事典
ヤドカリ観察事典

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784035274308
  • NDC分類 K485
  • Cコード C8545

出版社内容情報

磯や干潟の人気者、ヤドカリの不思議な生き方を、すばらしい生態写真とわかりやすい文で詳しく解説。ヤドカリのすべてがわかる本。   小学校中学年から

内容説明

ヤドカリは、巻貝の殻で身をまもり、過酷な磯の大自然とたたかって生きています。わたしたち人間は、パーソナリティーという仮面で、なにをまもり、なにを実現しようとしているのでしょう。小さなヤドカリの発する問いには、あなどれないものがあります。巻貝の殻を背おったヤドカリは、子どもにとっても、おとなにとっても、なかなか興味深い生きものです。小学中級から。

目次

ヤドカリをさがしてみよう
ヤドカリの体つくり
ヤドカリの食事
ヤドカリの脱皮
ヤドカリのひっこし
巻貝の殻の交換
ヤドカリの天敵
ヤドカリとイソギンチャクの共生
メスをもちはこぶオスたち
ヤドカリの放卵と交尾
メスの産卵と抱卵
ヤドカリの子どもたち
右のハサミと左のハサミ
長尾類と短尾類
異尾類の変わったなかまたち
タラバガニはヤドカリか
陸でくらすオカヤドカリ
ヤドカリを採集してみよう

著者等紹介

小田英智[オダヒデトモ]
1946年北海道に生まれる。北海道大学動物学科を卒業。児童向けの科学雑誌の編集者、科学映画の制作者を経て、現在、科学解説者として活躍中

大塚高雄[オオツカタカオ]
1949年東京に生まれる。東京水産大学増殖学科を卒業。映画会社の撮影部を経て、フリーのカメラマンとなる。川魚やザリガニ、カエル、トンボなど水とかかわる生物たちの生態写真を撮るかたわら、四万十川との出あいから、川漁や川沿いの森などにも興味をいだき、磯や干潟の生物の生態写真も撮り、最近では海に潜り、魚や他の生物の生態を撮っている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

71
近所の熱帯植物館の水槽コーナーにヤドカリがいて、結構、娘が面白がって見ているので借りてきた。しかし、いかんせん、「地味」すぎた。宿にする貝殻も石ころみたいな色だし、ヤドカリ自身も目立たない色だし、住んでる環境も白黒茶色だし、エサは死んで白くなった魚だし。一生懸命、気をひきながら読もうとしたが、娘は途中で飽きてしまった。イソギンチャクとヤドカリの共生とか、面白いのになあ。2015/10/10

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