内容説明
身近な草や木と友だちになることから、理科や環境学習がはじまります。このシリーズでは「たべる」とか「つくる」、「たねを育てる」「根をほる」、さらに実験や観察をとおして、身近な植物のおもしろさを発見していきます。自分の手や目をつかった「自然はおもしろい」という体験があって、はじめて環境学習や理科学習は、みのり豊かなものになります。こうした体験をまとめれば、すばらしい「自由研究」になります。このシリーズには「発展的な学習に役立つテーマ」がいっぱいつまっています。小学中級から。
目次
どんなところにも育つ野の草
春の野原でたねをさがそう(風で飛ぶたね;こぼれるたね)
秋の野原でたねをさがそう(風で飛ぶたね;くっつくたね ほか)
たねをあつめて育ててみよう(セイヨウタンポポ;ハルノノゲシ ほか)
芽ばえを観察しよう
著者等紹介
おくやまひさし[オクヤマヒサシ]
1937年、秋田県生まれ。子供時代を豊かな自然にかこまれて過ごす。その体験から、自然の面白さを伝えることを生涯のテーマとする。漫画家馬場のぼる氏(故人)に師事した後、動植物の生態写真の撮影を開始。また観察会を主催し、子供達をはじめ、多くの人に独特の自然の楽しみ方を伝えてきた。『里山図鑑』(ポプラ社)など、自然関係の著書多数
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