出版社内容情報
今、都市や住宅地に動物たちがどんどん侵入しています。人間と動物の新しい関係を考えます。 小学校中学年から
内容説明
今、都市や住宅地に動物たちがどんどん侵入している。人間と動物の新しい関係を考える。
著者等紹介
宮崎学[ミヤザキマナブ]
1949年、長野県に生まれる。精密機械会社勤務を経て、1972年、独学でプロ写真家として独立。『けもの道』『鷲と鷹』で動物写真の世界に新風を巻き起こす。現在、「自然と人間」をテーマに、社会的視点に立った「自然界の報道写真家」として日本全国を舞台に活躍中。1978『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞。1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞。1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞。1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。現在、長野県駒ヶ根在住。日本写真家協会会員
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感想・レビュー
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みさどん
9
カラスが針金ハンガーを持っていって巣を作っているのはよく知っていたけど、ここには部屋へ入れてもらって巣作りしている鳥が出てきてビックリ。羨ましい。人間とうまく共存できている生き物、涙ぐましい。でも、そうでないと生きていけないというところもあるのだろう。電線にかけられた巣なんて撤去もされるし。人間がどう受け止めるかってことかな。ツバメの巣があるおうちって優しいなといつも思う。2017/08/26
のん@絵本童話専門
0
宮崎学さんの捉えた身近な生き物たちの生態。人間の生活の変化は動物達の暮らしをも変化させており、動物達のねぐらも電信柱や廃墟、軒下に作ったり、軍手やビニールを巣に使ったりと変わってきている。人間の手で変えてしまったことの多さよ。環境問題についても考えさせられるシリーズ。2022/03/01