内容説明
野ばらのしげみから、小さな動物たちのわらい声がします。きょうは妹ネズミのおたん生会。でも花びらの電報で招かれたお客のなかに、きけん人物がまぎれこんでいたのです!またある日、子ネズミきょうだいは、町ネズミ先生をたずねて、こっそりあぶない町へでかけます。さあ子ネズミたちには、どんな冒険がまちうけているでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
2
総じてアトリーのお話にはたくさんの花や薬草といった食べ物(例えば、キバナノサクラソウの砂糖漬けとか、蜜に漬けたマリーゴールドの蕾、キンポウゲのアイスクリームなど)が彩り鮮やかに登場しますが、想像するとどれも美味しそうで、どんな味がするか一度食べてみたい気がします。2013/02/25
mayuri(Toli)
1
ネズミを主役にしたアトリーの短編集。豊かな自然と都会的作風が楽しめる面白い1冊。著作には主人公の動物が別の動物に攫われ召使いの様に働かされ逃げてくるプロットが多いのも面白い。楽しい歌と美味しそうなお花の料理がたくさんで心はずみます。2021/09/30
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