出版社内容情報
ある日、おじいちゃんのお見舞いにいった一郎くんは、ひょんなことから入院することに! 病院が舞台の創作落語を7話収録。
内容説明
えェ、「らくご」といえば、おもしろくって、おちのある話のことですが、今回するのは、おかしな病院の小児科、ではなく笑児科にいった一郎くんのお話。さて、どうなりますことやら…。小学校中学年から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞
陣崎草子[ジンサキソウコ]
大阪府生まれ。大阪教育大学芸術専攻美術科卒業。絵、絵本、短歌、小説の創作にとりくむ。『草の上で愛を』で講談社児童文学新人賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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退院した雨巫女。
11
《私-図書館》笑学校より、私も好きです。あの女医さんは、なんなんだ。人騒がせだよ。2021/05/23
杏子
9
前作をよんでなかったが、全編これ駄洒落のようで、前のも同じようなのか…オチもないし!落語のような語り口調は面白い。なかみはこれといってないが、子どもはオモシロイのかも?かる〜く読めていい感じ?2014/11/19
サラサラココ
5
他に笑学校、ことわざ、故事成語もある。こどもが、あれもこれも読んでいた。2021/11/14
kyonkyon
2
おかしな病院の笑児科に入院することになった一郎くんの、オチのある話が7話。これは声に出して読むのが楽しい。バカバカしいけれど、今時の笑です。病名がKGSHH(急性顔面赤色平熱頻脈症)ですって。綺麗なお姉さん見てドキドキしちゃうと、この病名がつきます。2020/02/23
ヤマセミ
2
ダジャレのてんこ盛り。これでもかこれでもかと落語調で少年が入院してから退院するまでのストーリーが語られる。2016/08/09