内容説明
2006年第23回小さな童話大賞受賞者による、はじめての著作。
著者等紹介
水沢いおり[ミズサワイオリ]
1975年北海道生まれ。2006年第23回小さな童話大賞受賞。『つくろいものや はじめます―お江戸あやかし物語』がはじめての著作
石橋富士子[イシバシフジコ]
1958年神奈川県生まれ。ちりめん小物の製作販売も手がける。日本図書設計家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hirune
47
長年蔵に入れられていて退屈した裁縫道具の付喪神たちがお江戸で繕い物の店を出すお話し。不思議な客が来たり、時には仕掛人よろしく悪を懲らしめたり、妖なのに妖怪に怯えたり。江戸の暮らしを絵で紹介しているのも楽しいです☆お猫さまの羽織袴姿がすっごくキュートでしたよぉ(o^^o)2015/06/24
深青
21
つくろいものやを始めた九十九神さん達のお話。色々な単語に注釈がついてて、子供たちにもわかりやすいと思う。それに挿し絵が可愛らしくて、また素敵。お話も笑えたり、ちょっと怖かったりで楽しめました。2015/01/17
nana
19
解説が親切で読み易かったです。キリッと羽織袴できめたお猫様なのに、やっぱりマタタビには弱い所が可愛かった(^^)2015/06/30
いちごプリン
19
なんか、江戸の暮らし。ほんとに好きなので。こまちねえさんに、ちょきち、ぬいばあ。江戸の天狗に大阪の天狗。おさきさん。みんな大好きになりました。良かったよ!2015/04/19
退院した雨巫女。
17
《私‐図書館》裁縫箱の中身が、つくも神となり、つくろいもののお店を始めた。短編だが、キャラクターもイキイキして、なかなか面白い。シリーズ化しそうで、楽しみ。2012/12/03