出版社内容情報
NHKスペシャルでも紹介された、絶滅の危機にあるアホウドリのひなを小笠原の無人島で育てる計画に参加した著者が、自らの写真で語る記録。
内容説明
乱獲され、一時は10羽ほどまで減った伊豆諸島・鳥島のアホウドリ。長年の保護により4000羽ほどに増えましたが、鳥島は噴火の危険がある火山島です。そこで、ひなを小笠原諸島の無人島・聟島に引っこしさせて、人が育てて巣立ちをさせ、アホウドリの新しい繁殖地をつくろうという、前代未聞の困難な計画がおこなわれることになりました。小学校中学年から。
目次
第1章 アホウドリについて
第2章 アホウドリの歴史
第3章 小笠原ってどんな島
第4章 アホウドリ引っこし作戦
第5章 ひなの親になる
第6章 巣立ちへ向けて
第7章 キャンプ生活
第8章 帰ってきたアホウドリ
第9章 イチロー君とユキちゃん
第10章 アホウドリの未来
著者等紹介
南俊夫[ミナミトシオ]
1970年、神奈川県生まれ。東海大学工学部卒業。19歳でダイビングを始め、20歳で水中写真を撮りはじめる。大学卒業後、設計会社に就職するが、28歳で小笠原諸島の父島に移住。ダイビングガイドや撮影コーディネーターなどをしながら、小笠原の自然を撮影しつづけている。2011年から山階鳥類研究所によるアホウドリの保全活動に関わり、聟島へのひなの移送や人工飼育に参加。2012年の飼育計画最後の年には撮影記録をおこなった。現在も聟島のアホウドリのモニタリングなどの調査に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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