出版社内容情報
カメくんとイモリくんは、川のそばに住むお隣どうしでした。ねぼうで食いしん坊、のんびりやのカメくんと、ちょこちょこ行動的で絵を描くイモリくんはとても仲良しでしたが、大雨で流れついた遠くの<ヒキガエル池>にイモリくんは引っ越していってしまいました。ふたりが夏に再会したときの話をおさめたのが前巻『小雨ぼっこ』。この巻では冬のさわの仲間たちの様子を、そして春になろうとするころ、むかしさわに住んでいたというヒキガエルの長老を連れて再びさわに遊びにきたイモリくんとカメくんの再会を描きます。友だちにまた会えた喜び、いつもの暮らしを大事に生きる毎日。12のエピソードを収録。たくさんの挿絵が色を添えます。
内容説明
カメくんとイモリくんは「さわ」に住む、仲よしのおとなりさんでした。ある日、とつぜんの大雨で、イモリくんの家はまるごと流され、流れついた遠くの“ヒキガエル池”に、引っ越していってしまいました。夏にいちど再会してからは、それぞれの場所でくらしています。冬が過ぎ、春になろうとするころ、イモリくんが、むかし「さわ」に住んでいた、ヒキガエルの長老を連れてふたたび「さわ」にあそびにきました。春はもうすぐ!
著者等紹介
いけだけい[イケダケイ]
1962年、滋賀県に生まれる。滋賀県草津市在住。元保育士。保育士時代に出会った児童文学者や画家、教育者、子どもたちから多くの影響を受ける。インターナショナルアカデミー絵本教室(現在は閉校)及び、etoteえほん教室にて絵本作家、絵本画家、編集者に絵本創作や表現を学ぶ。第32回日産絵本と童話のブランプリ、童話の部優秀賞受賞、受賞作品をもとに加筆して童話集としてまとめた『カメくんとイモリくん 小雨ぼっこ』(偕成社)でデビューし、児童文芸新人賞を受賞する
高畠純[タカバタケジュン]
1948年、愛知県に生まれる。絵本『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。『オー・スッパ』(講談社)で日本絵本賞を、『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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遠い日