- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 民話・神話・古典読み物
内容説明
ゆきのふる日、まずしいすみやきのかろくは、一わのつるをたすけました。それから二、三日あとのこと、うつくしいむすめがやってきて、かろくのよめになったのです。ある日、むすめは、けっしてのぞいてはいけないといって、なやにはいってしまいました。しんぱいなかろくは…。(『つるのよめさま』)。きれいなむすめのあとをつけて、林のおくの大きなおやしきにいったたきちは、さけやさかなのごちそうに、大よろこびのまい日。ところが、「二ばんめのざしきだけはのぞかないでおくれ」といってでかけたむすめのことばをきかずに、たきちが二ばんめのへやの戸をあけてしまうと…。(『みるなのざしき』)。小学1・2・3年以上。
著者等紹介
末吉暁子[スエヨシアキコ]
神奈川県に生まれる。青山学院短期大学卒業。児童図書の編集者を経て創作活動にはいる。『星に帰った少女』で日本児童文学者協会新人賞、日本児童文芸家協会新人賞、『ママの黄色い子象』で野間児童文芸賞、『雨ふり花さいた』で小学館文学賞などを受賞
石倉欣二[イシクラキンジ]
1937年、愛媛県に生まれる。東京芸術大学工芸家卒業。工業デザイナーとして活躍の折絵本と出会い、その魅力にとりつかれ、絵本制作に専念するようになる。主な仕事に『たなばたむかし』(サンケイ出版文化賞美術賞)『海からきたむすめ』『雪にきえたキタキツネ』など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。