出版社内容情報
学校の帰り道にそうたがひろった小さなびん。よく見ると中でなにかが光っています。じつは中にいたのは小さな小さな「仙人」でした…
内容説明
学校からのかえりみちにひろったちいさなびん。なかでなにかがひかっています。さて、なかからでてきたのは…?小学校低学年から。
著者等紹介
垣内磯子[カキウチイソコ]
東京生まれ。早稲田大学仏文科卒業。早大小野梓賞、サンリオ詩とメルヘン賞など受賞
松本春野[マツモトハルノ]
東京生まれ。多摩美術大学油画科卒業。広告、雑誌のイラストレーションなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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紫綺
95
読友さん方の感想で「仙人」が気になっていた児童書。大した神通力ももっていないのだが、かわいくユーモラスな仙人がとてもいい!!挿絵も柔らかいタッチで好みだった♪2015/02/07
海(カイ)
18
【図書館】松本春野さんの絵だったのとタイトルから借りてみた。小さな仙人の話だったので、私好みでした!2017/10/18
izw
15
びんの中にいる魔人や妖精は願い事を3つ聞いてくれるものだが、このびんの中にいる仙人は役立たず。だけど友だちとして心が通わせ、去った後に懐かしく思う主人公がすがすがしい。2014/11/24
いろ
14
9歳男児1人読み用児童書。拾った瓶の中に仙人がいて…というお話。表紙の深い緑にも惹かれた母(私)。勝手に期待を膨らませてしまったので,砕けた文章にカクッとしたけど,展開は面白かった。それだけに「え? もうお別れ!?」もっと仙人との出来事を楽しみたかったな~。ページ数に収めるのに仕方ないとは言え,惹き込まれただけに,かなり物足りなかった。息子も気に入った模様。縄跳び場面,素敵だった。仙人みたいに,出来ない事も隠さず「がんばれるだけ,がんばる」を体現する大人がカッコいい。小さな力をたくさんもらった。2017/04/29
亮さん
7
びんなかにいたのは仙人だった。仙人は魔法が使えないらしい。仙人は修行を怠ってならない。仙人から教えてもらった呪文。"ディフイカルト、ディフイカルト、でも大丈夫、でも大丈夫"。こうすればなんとかなる。明日から使っていこう。仙人からのプレゼント。コーヒーの飴。魔法でない、ただの飴。この飴の効力は、仙人を思い出すことができる、このプレゼントを見て仙人どうしてるかなとかそういうことが大事。わかれは魔法のように。美しい。2016/09/24