内容説明
シップ船長とチャチャ号はただいまけんかのまっさいちゅう。ところがそこへ、びっくりぎょうてんのおきゃくさまがやってきました。なんと、大きな大きな海ぼうずです!小学校低学年から。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。2年間のブラジル滞在後、童話の創作を始める。『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト・文学作品、『わたしのママはしずかさん』(偕成社)『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞を受賞
オームラトモコ[オームラトモコ]
大村知子。1973年東京生まれ。パレットクラブスクール卒業。テキスタイルデザイナーを経て、現在はイラストレーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みつばちい
8
シップ船長に暴言はかれて、ヘソ曲げて少しずつズレて運転する船が可愛い。うみぼうずを兄と慕う入道雲も可愛い。えとお話の雰囲気がぴったりで低学年によい。シリーズたくさんあるの知らなかった。この一冊だけ勤務先蔵書にあるが、他も加えようかなぁ2018/10/16
おはなし会 芽ぶっく
4
記入漏れ。シップ船長はおかあさんのいる港に行く途中、うみぼうずから乗せて!とお願いされる。行先は空!でも断らないシップ船長。シリーズ3作目(他も読みたくなります)2018/12/22
Tonex
3
『魔女の宅急便』と同じ1985年に出版された『シップ船長はいやとはいいません』の各エピソードをバラして加筆修正して数年かけて全5巻で刊行したシリーズの第3冊目。小学校低学年向けなのに主人公のシップ船長はハゲのおっさん。今回のゲストキャラ海ぼうずもつるつるのハゲ頭。人間ハゲでも明るく生きよういうお話。ではなくて、どんな困難な仕事も嫌と言わず引き受ける船長が海ぼうずの依頼に応えるお話。予期せぬトラブルに積極的に立ち向かうことで、行き詰まっていた自分の問題を解決する突破口が開けるということか。2015/10/12
ツキノ
2
シップ船長が独身だったとは!!船のチャチャ号がへそをまげるくだりがとてもおもしろい。2011/05/24
あき☆ブラック・ベア
1
3作目のシップ船長は、とりあえずお願いはされたけどちょっと仕事は一休みして閑話な感じのお話。チャチャ号と喧嘩なんてするんだねシップ船長。このあとおよめさんに会えたのかな?結婚するのかな?こんなに忙しいシップ船長じゃ、結婚しても仕事仕事で家に帰れなさそうだなぁ。2020/02/14