出版社内容情報
日本中の川を描いてきた鳥瞰絵地図師・村松昭の「日本の川」シリーズの最新刊。
岩手・八幡平のふもとから流れだし、北上山地と奥羽山脈のあいだをつらぬいて、宮城の石巻で太平洋にそそぐ、東北最大の川・北上川を、親しみやすい鳥瞰絵地図(上空からの視点で立体的に描いた地図)で見ていく絵本です。
全長249kmにおよぶ流域には、いまも公害から人々を守るダムや、洪水で水が流れこむしくみの遊水地、川の流れを大きくふたつに分けるような堰がつくられるなどして、人々のくらしに大きくかかわってきました。河口には2011年の東日本大震災の被害から、力強く復興をあゆむ大きな町もみられます。
また縄文時代の人々のくらしたあとや、中世に力をもった大きな豪族のお屋敷あとなど、古くから人びとがくらしてきたことを感じるものもたくさん残っています。
そんな東北の大河・北上川を、土偶すがたの神さまと蝦夷(エミシ)の少年が雲にのって、空の上から案内します。
内容説明
絵地図で知る北上川。岩手の北部から流れだし、北上山地と奥羽山脈のあいだをつらぬいて、宮城・石巻で太平洋にそそぐ、全長249kmの北上川。北から南へ向かう川のまわりにはかつてこの地をおさめた人びとの遺跡や、多くの作家をそだてた雄大な自然、洪水から人びとを守るためのしくみなど、川と人とをむすびつけるものが、たくさん見られます。そんな東北の大河・北上川を、土偶のすがたの神さまとエミシの少年が雲にのって、空の上から案内します。小学校低学年から。
著者等紹介
村松昭[ムラマツアキラ]
1940年千葉県市川市生まれ。鳥瞰絵図作家。都立立川高校卒業後、桑沢デザイン研究所などで、デザイン、油絵、リトグラフを学ぶ。そのかたわら1970年ごろより、独学で山や川の鳥瞰絵図を作りはじめる。鳥瞰絵図の作品は、五十点以上におよぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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