出版社内容情報
1mの世界を1/10、1/100、1/1000と、どんどん小さくしていくと?。分子・原子・クォークを越える小さい量子宇宙への探険旅行! 子どもから大人まで
内容説明
本書では、1ページ、1ページ、10分の1ずつ小さくなる世界を比べながら、顕微鏡でみることのできる世界からさらに進んで、分子・原子・クォークへと旅を続けてゆきます。さいごにたどりつく10の-34乗mの世界って、いったい、どんなところなのでしょう。さあ、いっしょに、小さな小さな世界への探険旅行にでかけましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
240
かこ さとし・作。ページを追うごとに小さくなっていく世界。最初は子どもと小動物。そして、卵や種子から雪の結晶やダニ、ミジンコの世界へ。さらにはゾウリムシから赤血球へ。まだまだ小さくなってウィルスからモザイクラセンへ。とうとう原子も通り越して原子核からクォーク、ニュートリノへ。読み聞かせには向かないだろう。自分で読むとしても小学校高学年以上か。また、原子あたりまではともかく、そこから先はよほど強く興味を持っている子ども以外はついて行くのが困難な気がする。着想もいいし、編集もとってもよくできているが、課題も⇒2025/06/14
kaizen@名古屋de朝活読書会
69
ちいさい鳥まめはちどり6cm, めだか3cm, 雪の結晶0.1mm。1ページ進むごとに一桁小さい世界へ入っていく。松の花粉、染色体、納豆菌、ウィルス、たんぱくしつ,DNA, 水の分子、水素の原子,X線、原子核,陽子、電子。大きい方も知りたくなる。 2013/09/18
yomineko@ヴィタリにゃん
48
大人でも難しいミクロの世界。つい大きな世界に目が行きがちですが、とても広い世界です。10の-14乗などが出て来るのはさすがかこさとし先生✨✨✨小さな小さな量子宇宙は1.6 X 10マイナス15乗。小さな世界にもちゃんと生きている生物。またゆっくりと読みたいです📚2025/05/20
たまきら
36
かこ先生、すげ~!脱帽です。小さくなっていく…系こどもの絵本で、クォークについて説明されている本初めて読みました。素粒子の世界は広大な宇宙の研究とつながっていて、まさに科学の哲学。娘がどのようにとらえたのかはわかりませんが、最後までしっかり読んでいました。2021/05/13
mazda
25
あらゆるもののサイズを、物差しを変えながら表現している本です。原子核って10E-13(m)なんて、ちょっと考えられないくらい小さいんだな、と改めて思いました。2013/09/20