出版社内容情報
美人歌手になりたいロージーは、友だちとミュージカルのショーごっこをします。子どもの想像力をはばたかせるお話ファンタジー。 小学校低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
106
秘密はアリンダを名乗ること。ロージーと猫のバタミルク。最後はベッドにバタミルク,絨毯にロージーが。中村妙子訳。「しばしば見逃されているのは,子供たちがちいさいときから,心をかきみだされるような感情をうちにひめて暮らしているということです。こどもたちは,ファンタジーによってこの挫折感を解消します。」子供によって何がよい薬になるかはさまざま。よい絵本、お話に巡り会えますように。自分は「ドリトル先生」の世界で生きていました。 第7回【みんなで絵本】参加2013/09/14
chiaki
34
『絵本のつぎに、なに読もう?』掲載の幼年童話。ロージーちゃんとそのお友だちとの会話形式で物語は進みます。ロージーちゃんたちの空想ごっこがとっても自由で愉快なのと、ちょっと現実的なレニーがいいスパイスに。時には女優アリンダになり、時には花火になり、そして時にはただ魔法使いが来るのを待ってみたり…私は小さい頃完全にロージーちゃんだったので、懐かしい気持ちで読みました。ロージーのお母さんのように、子どもの無邪気な想像力の素晴らしさを温かく見守れる大人でありたいなと思いました。2023/02/26
mya*
19
センダックさん追悼。ファンタジーと現実をいったりきたり…。子どもって遊びの天才だな。たった一枚のバスローブや毛布で次々に遊びを思いつく様子にこちらもワクワク。一緒に遊んでいる子たちにも個性があって、でもやっぱり皆、自分の都合で動いてる(笑)自然な姿がいい。面白かった。2012/05/09
おはなし会 芽ぶっく
17
『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介されていた本。子どもの頃ってなにもすることがない、つまんない、と言いつつ自分で遊びを考えるものですよね。大人からみたら「なにしてるの?」みたいなことでも。ロージーちゃんのステキな想像力ある遊びにお友だちも参加して、でもお友だちもそれぞれの想像の世界を持っている、そんな頃が懐かしく思いました。2021/02/02
花林糖
15
(図書館本)真っ赤な毛布をかぶってるロージーちゃん可愛いな。子供たちの想像力が面白い。2015/08/27