ちいさな木

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 21X27cm
  • 商品コード 9784033521800
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

 町はずれの寂しい道に、ポツンと1本の木が生えていました。もう何年もそこにいましたが、ずっと小さいままでした。あるとき、1匹のみすぼらしい犬がやってきました。「ぼく、家出したんだよ。これから、じぶんのすきなところへ行くんだ。きみも、いっしょに行こうよ」。そういわれた木は、初めて根っこを「よっこらしょ」と土から引き抜いてみました。すると、なんと歩けるようになったのです! さあ、ここではないどこか、「じぶんがすきなところ」をもとめて、冒険の旅に出発です!

 とちゅうで岩と沼も加わり、歩みもバラバラな異色の4人が、山あり谷ありの道を一歩ずつ進んでいきます。スタンスタン、イッポイッポ、ゴロンチョゴロンチョ、ポチョンチョポチョンチョ。

はたして、みんなの「じぶんのすきなところ」は見つかるでしょうか?

内容説明

町はずれにぽつんと1本、ちいさな木がはえていました。もう何年もそこにはえていましたが、ずっとちいさなままでした。ある日みすぼらしい犬がやってきて、こういいました。「ぼく、家出したんだよ。これから、じぶんのすきなところにいくんだ。いっしょにくる?」4歳から。

著者等紹介

角野栄子[カドノエイコ]
東京都生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。ブラジルでの2年間の体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で1970年にデビューし、童話を書きはじめる。『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞と小学館文学賞、『わたしのママはしずかさん』『ズボン船長さんの話』で路傍の石文学賞ほか、受賞多数。2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞。『おだんごスープ』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズなどの絵本や童話から、『トンネルの森1945』『イコ トラベリング1948-』などの長編小説まで、さまざまな年齢に向けた児童文学を手がけ、ロングセラーは数多い

佐竹美保[サタケミホ]
富山県生まれ。SFやファンタジーの分野で多くの本の装画や挿絵を手がけ、内外の作家から厚い信頼を寄せられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はる

63
寂しい道に立っている一本の小さな木。そこに家出をしてきた犬のゴッチがやってきます。ふたりは自分の好きな場所を求めて冒険の旅に出ますが……。いつもより少し大人っぽい雰囲気の佐竹美保さんの絵が印象的。少しずつ増えていく仲間たちは、ついに素敵な場所を見つけますが……。ゴッチは家出してきた家が恋しくなったのかな。2023/12/30

ぶんこ

52
自分では決して動けいないと思っていた小さな1本の木キッコ。ある日家出して、自分の好きな所に行くと言う犬ゴッチに出会う。「出来ない」と言うキッコに「やってみなくちゃ わかんないよ」と土を掘り出します。次々仲間が増えて楽園探し。岩や沼!動けないでしょ?固定観念に縛られるなということでしょうか。皆が歩く時の擬音が面白くて、思わず声を出していました。仲間の楽園は見つかったけど、犬のゴッタは「ここじゃない」と去っていきます。迎合しないのがいいですね。2024/01/28

chiaki

38
角野栄子さんの文にガアグの絵!と思いきや佐竹美保さんでまた衝撃!!まるで外国のおはなしのよう♡"出来る訳ない、やれるはずない"そんなことはただの言い訳だー!と、新年からハッとさせられました。「やってみなくちゃ わかんない」「やりたいことは、やればいい」ゴッチのセリフは、どんな厳しい時代も前を向いて歩み続けた角野栄子さんの生き方そのもののようで、背中を押された気持ちです。迷わず、でも焦らず、自分の心地の良い場所を探して人生の旅をたのしみたい!2024/01/05

ちえ

38
表紙の絵にエッツの「もりのなか」やバートン「ちいさいおうち」を思い出し、読んでいくとガアグを思わせる感じもあって(あっ、この本好き)と思う。住みたいところを探す旅に出る話なんだけど、ラストに心がキュッとなった。皆が一緒じゃなくても良いんだよね。先に進んだ友達のことを(どうしてるかな?)と思う。それにウルウルしちゃったよ。角野栄子さんと佐竹美保さんのゴールデンコンビの絵本。2023/11/21

anne@灯れ松明の火

29
新着棚で。シンプルな表紙からは予想もできない話だった。角野さんの想像力に脱帽! 家出した犬のゴッチは、好きなところに行くと言う。それを聞いた、ちいさな木は……? 木のその後と さらに次々と出てくるものに驚かされる。佐竹美保さんの抑えた挿絵が合っているような、違うような(笑)2023/12/26

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