出版社内容情報
〈にわとりは どきどきしてる
あさいちばん おおきなこえを だして
どきどきしてる〉
〈さなぎは どきどきしてる
もうすぐ ちょうに なりそう〉
いろいろな生きものたちが、
この世界のいたるところで「どきどき」しています。
〈みんな みんな どきどきしてる
いま このとき このしゅんかん〉
うれしいときも、かなしいときも、
どきどきしてる、生きている。
力強い版画と素朴な言葉でつむぐ、
やさしくて、まっすぐな、生きもの讃歌。
【目次】
内容説明
どきどきしてる、生きている。うれしいときも、かなしいときも。やさしくて、まっすぐな、生きもの讃歌。
著者等紹介
たけがみたえ[タケガミタエ]
木版画家、絵本作家。1986年東京生まれ。和光大学表現学部芸術学科卒業。生きものと目があった瞬間の「見たら見られた」をテーマに作品を制作し、『マンボウひまな日』(絵本館)で絵本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
16
たけがみさん新刊。SNSご紹介で気になっていたところ、新着棚で出会えて、即借り! タイトルにあるように、どきどきがいっぱい! たけがみさんの絵って、本当に迫力あって、どきどきする。敬老会では、「最近どきどきしましたか?」と聞くと、皆さん首を横に振った(笑) でも、本屋さんのおはなし会での小さい人たちは大きく縦に振る。どちらも、聞いている時、どきどきしてくれたと思う。文字のないページと、「すき」一言のページ、ホント、どきどきする。ぞうのページではどちらも大笑い♪ 3:00 2025/09/13
mntmt
4
すごい絵本だな!わたしもどきどきしてるよ。2025/09/26
遠い日
3
命なりけり。全てのものが命を孕み、命を全うするためにどきどきしながら、存在する。みんな一心に生きている。それがわかるから、読むうちにわたしにもどきどきが溜まっていくのがわかる。生かされ、生きる。なんてすてきなことなんだろう!2025/09/28
ちぃ
1
大好きなたけがみたえさんの新刊。生命力に満ち溢れた動物たちの版画がすばらしい!2025/09/28
たくさん
1
私的にはドキドキする原因がそれぞれあるんだろうけど、それが何か全然わからなくて感情移入ができないなあという感じがしました。絵に迫力があってなんとなくドキドキが伝わるかのようなものをくみ取る本なのかな。少しドキドキというのが誇張気味だけど生きるためのわくわくという感じで受け取るのだろうか。うむ。わからない。2025/08/31