出版社内容情報
最初から最後まで、回文だけでお話が綴られた絵本です! こねこがある日庭にやってきて、友達になり、一緒に散歩もして……、女の子のうれしい毎日が明るく描かれます。回文のちょっと風変わりな文章と、素朴なあたたかさの漂う絵の組み合わせが面白く味わえます。
内容説明
ぜんぶ回文!上から読んでも下から読んでもおなじことばでできたお話。
著者等紹介
石津ちひろ[イシズチヒロ]
1953年愛媛県生まれ。著書に『なぞなぞのたび』(ボローニャ児童図書展絵本賞 フレーベル館)『あしたのあたしはあたらしいあたし』(三越左千夫少年詩賞 理論社)など多数
たかばやしまり[タカバヤシマリ]
高林麻里。1960年東京生まれ。1990年ニューヨークに移住。ひととともに暮らす動物たちの肖像画なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
141
石津 ちひろは、新作中心に読んでいる絵本作家です。タイトルから始まって、最初から最後まで、回文だけでお話が綴られたブックレット絵本、絵も繊細で可愛らしくGOODだにゃあ(=^・^=) https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033503707 【読メ😻猫部】2024/10/09
榊原 香織
97
回文の、パッチワークのような、小さな絵本2024/11/30
MI
57
愛らしいねこの絵と回文みたいな舌を噛みそうになるけど、すてきな絵本。2024/10/21
ぶんこ
40
久しぶりの「回文」に、いささか戸惑いました。楽しむより前に、上から読んで、下から読んで。確かに回文。考えた石津さん、お見事!しかも細切れではなく、ちゃんとストーリーになっているのもすごいです。あっという間に読み終わってしまうのが淋しい。2024/12/18
anne@灯れ松明の火
24
新着棚で。大好きな、言葉遊びの天才・石津ちひろさんに惹かれて。見事に、すべて回文。それで、ゆるーくストーリーにもなっている。すごいなあ。たかばやしまりさんの絵が、とてもかわいらしい。本の大きさも小さめ。言葉が少ないので、そのサイズが似合う。2024/10/20