出版社内容情報
街中のアパートや、ごうかな宮殿。それから、靴の中でさえも! いろいろな人や動物のくらしが、それぞれの家を通して描かれます。
内容説明
いなかにあるいえ。あるいは、まちなかのアパートやごうかな宮殿。それから、くつのなかでさえも!それぞれにそれぞれのいえ、それぞれのくらし。5歳から。
著者等紹介
エリス,カーソン[エリス,カーソン] [Ellis,Carson]
カナダ・バンクーバー生まれ。児童書のさし絵を数多く手がけ、雑誌などでも活躍。夫、コリン・メロイのバンド、The Decemberistsのアートワークも担当。『わたしのいえ』がはじめての自作の絵本。アメリカ合衆国・オレゴン州の農場にて、夫とふたりの息子とともにくらしている
木坂涼[キサカリョウ]
埼玉県生まれ。詩人、児童文学作家、翻訳家。翻訳絵本から創作絵本、童話まで、数多くの作品を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かりさ
72
一羽の鳥が飛び立ちました。ついていくと…まずは田舎の丘の上の一軒家、次は賑やかな都会の中のアパート、航海中の船に暮らす人、豪華な宮殿に住む人、昔海だったところに家があったり、昔海の底に沈んだ家、ロシアのおばあちゃんの家。それぞれの家、それぞれの暮らし、ずっとその土地で生きる人もいるでしょう、土地を転々とする人もいるでしょう、どうしてこの家に?なんて想像しながら読むのも楽しい。案内をしてくれた鳥さんも自分のおうちに帰るかな。絵を描く女の子の部屋が可愛い。よく見ると…あれれ?!可愛らしい絵で和みました。2017/02/12
がらくたどん
42
ベスコフの『ぼうしのおうち』を読んだついでに本棚から。あれこれいろんな「おうち」の絵本。小さい人は「いろんな家があるな~」と、ちょっと大きな人はそれぞれの家での暮らしを想像しながら楽しく読める。「家」は物理的な存在ではあるが、ここで描かれるのは「わたし」が暮らすからこそ「いえ」になる「どこか」。だから木の洞だって一台の車だってそれこそ拾った帽子だって、「わたし」が暮らせば「わたしのいえ」になる。そして、多分だが「わたし」が暮らせなければどんなに立派な「家屋」でもそこは「わたしのいえ」ではないのかもね。2022/02/02
どあら
36
図書館で借りて読了。小さな家から大きな家まで様々です。色んな暮らし方を想像出来ますね☺️2021/02/24
る*る*る
35
間取り好きとしては、ロシアのおばあちゃんちのページのようなお家の中がもっと見たかったなぁ。でも、色んな家を紹介する中、ここには誰がすんでいる?と考える問いかけがいい✴︎ラストは作者の部屋♪ よーく見て!もう一度はじめから読みたくなる‼︎2016/02/27
たまきら
29
「このおうち、いいなあ!」っていいたくなります。下町の長屋もなかなかですよ、エリスさん。2016/07/11