内容説明
すみれちゃんは「すみれ」っていうなまえよりほんとうはフローレンスってなまえの方がよかったなあってなやんでいます。そんなすみれちゃんに大事件が…。読んでもらうなら4才から、一人で読むなら6才から。
著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
1957年神奈川県に生まれる。フェリス女学院大学文学部卒業。1986年『五月のはじめ、日曜日の朝』で新美南吉児童文学賞受賞
黒井健[クロイケン]
1947年新潟県に生まれる。新潟大学教育学部中等美術科卒業。出版社勤務を経てイラストレーターとなる。日本児童美術家連盟理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆㊗️天久鷹央実写化!環奈ちゃん最高です!(≧▽≦)
65
ちいさいモモちゃんシリーズに似ている話。年長さんでも読めそう。2020/03/21
野のこ
44
すみれちゃんの自作のお歌がたくさんでほっこり。子どもとの会話って面白いなぁ。幼稚園生でこんなに豊かな考え方があるんやぁ!しかもピアノの演奏も出来るの〜⁉︎と私は今まで小さなお子さんと接したことがないのでびっくりやし、私が園児の時のことでまっ先に思い出したのは、おやつのムーンライト(笑)かりんちゃんが生まれてお姉さんの気持ちになったすみれちゃん。ますます大人っぽく成長しそう! 続編の一年生も楽しみです。 2018/02/11
chiaki
38
お姉ちゃんの気持ちがいっぱい詰まった一冊。妹が生まれたことへの喜びと期待、入り混じる我慢と葛藤。生まれたてのかりんちゃんのようにいい香りになりたくて、バニラエッセンスを振りかけちゃうすみれちゃん、可愛すぎる!これを読んで我が家の長女の気持ちがちょっと分かったような気がして、妙にいとおしくなる。ぎゅってしてあげよッ! シリーズ本みたいなので子どもと読んで追いかけようと思います。自分の名前の由来なんかにも興味を持ってくれそう。2019/03/18
江口 浩平@教育委員会
32
【絵本】光村図書小学2年生の教科書に掲載されている「わたしはおねえさん」のすみれちゃんが登場する、シリーズ本第一弾。幼稚園児とは思えないほどおませで、発想力が豊かで、どこか憎めないすみれちゃん。彼女の手にかかれば、日常生活のほんの些細なことも、読者を楽しませるイベントになってしまうのが不思議です。自分の名前を本当はフローレンスにしてほしかったこと、妹のかりんちゃんに対する感情がどんどん変化していったこと…。大人が読んでも面白い(むしろ大人のほうが面白い?)一冊でした。2019/08/21
小夜風
23
【小学校】小2国語の教科書に載っている「わたしはおねえさん」のすみれちゃんのお話。石井睦美さん作、挿絵は黒井健さんです。2年生の学級文庫ですが、結構長編でした。週末に借りてきて、親子でじっくり味わいました。私は母親目線で、末っ子が生まれた時のことを懐かしく思い出し、当時の上の子たちの気持ちも思い出し、涙が出そうになっちゃいました。ああこんなことあったな、そうそう!こういうこともあったよね…って。凄く丁寧に書かれている印象で、心がほんわかしました♪優しい気持ちになれます♪2014/01/24
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- 和書
- 応神天皇の正体 河出文庫