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出版社内容情報
太った鼠と相撲をとって敗けてばかりいるじっさまのとこのやせ鼠。貧乏なじっさまは、それをみてかわいそうでなりません。そこで…。 4才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
249
神沢利子・文、赤羽末吉・絵。語りと絵とが見事に呼吸をそろえた出来栄え。まずは語りの口調の昔話らしいおおらかさがいい。「むかし、たいそう びんぼうな じいさんと ばあさんが おりました」という、シンプルで身もふたもない書き出し。そして、「でんかしょ でんかしょ」の掛け声の珍しいオノマトペがお話にのびやかなアクセントを付ける。赤羽の、これまたシンプルでありながら、実に温かみのある絵は、これ以外にはない、と思わせるもの。じいさんとばあさんの表情の対比も絶妙。2024/11/16
Kawai Hideki
84
貧乏なおじいさん、おばあさん夫婦が、自分の家のねずみと、長者どんの家のねずみが相撲をとっているところに出くわして、餅を作って応援するお話。自分の家のねずみのただけでなく、長者の家のねずみの分まで餅を作ってやるところが良い。2015/05/31
かおりんご
45
読み聞かせ(324)保護者による読み聞かせ。昔話。知っている子もいたけれど、楽しんで聞いていた。ねずみが力持ちになるのが、いいみたい。2015/02/10
かおりんご
39
読み聞かせ(78)おもちを食べて、力持ちになるのがいいらしい。おすもうをとるときの表現が素敵。2015/06/09
ちえ
30
神沢利子文、赤羽末吉絵。対象的なネズミの絵がコミカル。ニコニコしたおじいさん、おばあさんは見ていて微笑ましい。餅をいっぱい食べたあとの痩せネズミのお腹(笑)そして分け隔てしないおじいさん、おばあさんが良いなぁ。読んでいて楽しくなる絵本。2023/11/12