出版社内容情報
海のことならなんでも知っているはずだった、へんたこせんちょうの前に、巨大なくらげの王さまがあらわれて、船は大パニックに!
いとうひろし[イトウヒロシ]
内容説明
海はふしぎなことだらけ、ドッパーン!くらげの王さま登場。がんばって船長になった、へんたこさんの新しい冒険。ユーモラスで迫力いっぱい!いとうひろしの会心作。5歳から。
著者等紹介
いとうひろし[イトウヒロシ]
1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。大学在学中より絵本の創作をはじめ、1987年に『みんながおしゃべりはじめるぞ』でデビュー。おもな作品に『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『おさるはおさる』(路傍の石幼少年文学賞)、『おさるのもり』(野間児童文芸賞)、『くもくん』(日本絵本賞読者賞)、『だいじょうぶだいじょうぶ』(講談社出版文化賞絵本賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
28
前作へんたこせんちょうさんの大ファンです!なのでワクワクして読みましたが、やっぱりステキでした〜!^_^2018/11/17
ツキノ
13
以前シリーズ1作目を読んでいたのを読書メーターから思い出し2作目を読んでみることに。へんたこせんちょうが家族3人仲良く大海原を進む。つりのお客の横柄な態度、つった小さなくらげまでバカにする始末。そのちっぽけなくらげがどんどん大きくなって…!呪文のようなことばがいい。のちに小さなくらげたちが逆襲!おおくらげはくらげの王様(おじいちゃん)なのでした。(E138)2021/05/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
たこだけど頑張って船長になったへんたこせんちょうは、奥さんと坊やの3人で釣り人のお客様を案内中。お客様のわがままで、海のくらげたちを怒らせてしまい…。へんたこせんちょうになるまでの『へんたこさん せんちょうになる』は未読。 【SDGs8 働きがいも経済成長も(仕事 職業 船長・船頭・船乗り)】2022/03/28
そうさん
6
7歳。へんたこせんちょう、優しい。嫌なお客にされるがまますぎる。何だかモヤモヤしたけど、くらげのおうさまが悪さ(勘違いをしてだけれども)をしてきたちびくらげにおじいちゃんと呼ばれていたところでほっこりした。2021/09/05
遠い日
6
へんたこ船長、再び登場。やっぱりがんばっています。お客の心無い行動とことばに翻弄された日。くらげの王さまのことばが深い。小さなものの力もちゃんとわかっている王さまの心は、温かく大きい。2017/06/19