出版社内容情報
江戸時代、ちょんまげ姿になることは、大人のあかしでもありました。誕生からちょんまげを結うまで、子どもたちの髪型と暮らしをおいかけます。
内容説明
時代劇などでよく見かけるかみ型「ちょんまげ」。江戸時代では、ちょんまげ姿になることは、大人のあかしでもありました。子どもたちのかみ型も、将来のちょんまげにむかって少しずつ変わっていきました。生まれてからちょんまげまでをおいかけてみましょう。小学校低学年から。
著者等紹介
菊地ひと美[キクチヒトミ]
日本画家、江戸民俗学研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
57
ちょんまげの種類や、子供の髪型が男女別にまとめてあって、面白かったです。三歳までは男女ともに髪の毛を剃り続けるとか。一部を伸ばし始めても、その部分が性別で違うとか。知らないことばかり。ちょんまげという言葉が小さいまげの意味だと聞いて驚きました。大きなまげは、ちょんまげじゃないんですね!2017/11/16
クリママ
31
ちょんまげの解説や種類も描いてあるが、メインは、男の子の大人になるまで髪型の変化とその暮らし。年齢によってこんなにも髪型が変わっていくと知りびっくり。でも、ふれられていないが、身分によってどうなっていたのだろう。こんなにきちっと髪型が変えられるのは、武家や裕福な商人の子供のように思われるが。淡い色調やタッチの絵ともよく合って、なかなか興味深い一冊だった。2018/04/17
たまきら
29
子どもから大人までの髪型の変化が紹介されていて面白い!オカンが楽しみました。娘さんは女子でないのでそこまで興味を持たず。ちぇ~。2022/03/08
ume 改め saryo
23
面白い本ですね(^^) 秘密を知ってしまいました(笑)(*^0^*)/ 3歳から7歳くらいまでが、男女ともに微妙な 剃り方というか 結い方ですね。中国の影響というのもうなずけます。 この時代は15歳で立派な大人だったのですね。 中学卒業か(^^)2013/09/08
はる
16
図書館本。たまにふと見る時代劇の丁髷が、あまりに髪の毛の量が多すぎ、きれいすぎ、重たそう~と思っていたので。男子も女子も3才までつるっぱげ!芥子坊主になったり河童になったり!髪型だけでなく、暮らしもたくさんあって何度もあっちこっちめくって楽しんだ。丁髷、辮髪、かつら、時代と場所でいろいろな不思議な髪型が…。そして初めて知って驚いたのは、出産用の座椅子!2014/11/17
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