内容説明
「おいてけぼり」「あしあらいやしき」「おくりちょうちん」…ほか、江戸時代からつたわるきみょうで不思議な怪談七話。5歳から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都に生まれる。亜細亜大学教授。1986年に『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、続編の『ルドルフとともだちひとりだち』(ともに講談社)で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞
山本孝[ヤマモトタカシ]
1972年、愛媛県に生まれる。大阪デザイナー専門学校編集デザインコース絵本科卒。「あとさき塾」「メリーゴーランド絵本塾」で絵本を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちえ
32
江戸、本所の七不思議。「おいてけぼり」のように有名な話、「あしあらいやしき」のように確かに怖かったり不思議な話もあるけれど、あっさりでぃていて、江戸の人達と今の私たちでは不思議に対しての感じ方が違うのかな、という気持ちも。山本孝さんの絵がいいです。2024/08/24
はなん
31
図書館)ラジオの朗読をきっかけに。本所七不思議をこうして読んだのは初めて。時代小説にはよく使われるので知ってはいましたが。絵本なのであっさりなのか、口伝えだからこんな短いものばかりなのか?こども向けにくっきりとした色使いの絵本なので怖さは全くなく、むしろ楽しんで読みました。あ、でも。こどもからしたら怖いかな?表情豊かな様々な方々、です。2015/08/18
芍薬
19
数ある絵本の中からこういう物をキチンと選んでくる我が娘。絵本ミュージアム(福岡アジア美術館)で購入。七不思議をサラッと紹介してくれます。物語というより近所の噂話として読むとなかなか怖くて楽しめます。2013/08/04
入院中の雨巫女。
17
《書店》本所ななふしぎの紹介をたんたんと語るから、あまり恐くなかった。2012/07/18
杏子
13
こわい話好きな小学生のリクエストで吟味中。『学校ななふしぎ』の続きで借りてみたけど。これはさほど……本所ってなに?って子どもには聞かれるかも?江戸時代の東京の下町だよ、って答えでよいかな。こわくないかもしれないけど、これぐらいでちょうどいいかもしれない。2021/06/07