内容説明
大きな町の小さな家に、おばあさんと猫がすんでいました。窓からみえるのは、灰色のたてもののかべばかり。「すてきなおそとがあったらな」それが、ふたりのねがいでした。そんなある日、おばあさんがいいことを思いつきました。そして冬の夜だけあらわれる、ひみつのおそとができたのです―。5歳から。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2年間のブラジル滞在後、童話の創作を始める。『大どろぼうブラブラ氏』で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞、『わたしのママはしずかさん』『ズボン船長さんの話』で路傍の石文学賞を受賞
市川里美[イチカワサトミ]
岐阜県生まれ。1971年パリに渡り、独学で絵をまなぶ。優しく繊細な描写に独自の世界を持つ。講談社出版文化賞絵本賞、サンケイ児童出版文化賞美術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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