内容説明
こうさぎのピピンは、ながいみみでおとをきくのがだいすきです。いろんなおとをきくと、いろんなきもちになれるから。でも、ともだちのニコラにはなしても、なかなかわかってもらえません。たんじょうびのあさ、ピピンは、なにかおもしろいおとをみつけようと、もりのなかにいってみました。4歳から。
著者等紹介
やまだうたこ[ヤマダウタコ]
1963年名古屋市生まれ。1987年「カレルチャペック紅茶店」開店。2002年「カレルチャペックスウィーツ」開店。紅茶の選定・ブレンド、お菓子の企画、商品デザイン全般を手がける一方、懐かしさのある独特なタッチのイラストレーターとしても活躍。子供の本の世界への深い興味から、’40‐’70年代の洋書絵本を中心に蒐集している。夫と2人の息子と、日々忙しく楽しく過ごしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫路(ねころ)
18
音を聴くのが大好きな、楽しい音でウキウキピピンの誕生日でした。2025/01/12
遠い日
8
音の楽しさ、音から想像する楽しさを伝え、体現するピピン。この子の感受性のやわらかさ、豊かさがうかがえる。誕生日の日のちょっとした冒険が、楽しい友情の時間になる。すてきなプレゼントでピピンが表現した「気持ち」の音。ちゃんとお友だちにも伝わった。みんなで囲むパーティーのテーブルでも、思わず歌が出るほど。2014/06/22
紅花
5
見えなくても、音だけでも楽しい事ってあるんだよね。谷川俊太郎さんの「みみをすます」を思い出した。でも、ピピンの世界はひたすら陽気な世界。こうさぎならではの感性が新鮮。ちょっとしたトラブルも音楽があれば、乗り越えられる。最後に歌の楽譜まで載っていて、それを弾いてみて2度楽しい本。2014/08/02
まみ
5
カレルチャペックの紅茶缶でおなじみのやまだうたこさんですが、絵本ははじめて読みました。かわいいだけのお話かな、と勝手に想像していたのですが、明るく愉快な気持ちになれるお話でした。「音はただの音だよ」と言っていた友達が、ピピンのたたくタイコにあわせて歌を歌って、音楽の楽しさに気付いていくところが素敵。ピピンのお母さんの作った歌の楽譜が最後のページに載っているので読み聞かせの時に助かります。2010/02/24
2時ママ
3
次女 5歳 独り読み。2016/03/10
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