内容説明
「おそろしい日でりの年」という新年のお告げにマヤの人びとは不安でいっぱい。でも、ひとりピック少年だけは、とくいのポッカトックというサッカーに似た競技で、雨の神にたたかいをいどみます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるりー
11
勘違いして借りた本。でも、色とりどりの切り絵で作られたどの場面も美しく迫力がある。古代マヤでは人間と動物、神様が対話できていたのかもしれないな。2014/08/25
北風
8
切り絵で立体感がある、絵本。背景から登場人物の身体、衣装がマヤ文明を象徴する色鮮やかに表現されていてすごい。話も、ちょっとした冒険もので神様に生意気な口を利いて、自然界に力を借りる。けど、パパは知恵は授けてくれても、助けてくれない(笑)。この暑さの中で、別のところでは 大雨の被害、地球は温暖化に苦しんでいて、神様は助けてくれないのよね……2025/08/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
古代マヤのお話(神話?)切り絵を写真撮影したものだそうですが、描かれた絵のようです!恐ろしい日照りの年になる、という信念のお告げに、少年ピックだけが雨の神さまに挑む壮大なおはなし。2024/09/14
ume 改め saryo
6
古代マヤ文明のお話。 作品を大切に大切に作り上げたのが伝わる作品です。 大昔の異文化にはいつも魅せられますね(*^0^*)/ 2013/06/14
ツキノ
5
図書館の書庫の絵本・児童書を読もうキャンペーン・222 これは凄い!古代マヤのおはなしが美しく大胆な切り絵になっている。切り絵は写真撮影したそう。雨の神チャクとピックのガチンコ!訳者による詳しい解説あり。2017/12/20