出版社内容情報
無口でおとなしい少年ルイが、にんぎょうたちとともだちになり、こころを開いていく様子が生き生きと描かれている。 4才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
91
作品の中で描かれている少し寂しげなニューヨークの下町のたたずまいが、印象的。ラストで、落ち込んでいるだんまりやのルイに救いがもたらされるところが良かった。ルイは人形のガッシーちゃんと仲良くなれるだろう。2015/03/03
ヒラP@ehon.gohon
28
いつもは無口でおとなしいルイが、人形芝居の人形を見て興奮してしまいました。 何がそうさせたのかはわからないけれど、そんなルイを温かく見守って、素敵な盛りあがりを見せています。 何か障害をもった子が、自分で心の扉を見つけたようなお話で、考えさせられました。2021/09/13
ごへいもち
23
読友さんご紹介本。ジャック・キーツが来日した時に出会った子供がヒントになって作られた作品だそうだ。こういう子供たち、もっともっと理解されるといいな2021/09/16
遠い日
9
ふだん喋らないルイがみせたこだわりと、断ち切れない「好き」という思い。そのなかで揺れるルイの気持ちが、鮮やかに切り取られている。心を鷲掴みにされた、人形の面影を追って・・・。友だちのルイに向けるやさしさが、あたたかい。キーツの目が捉える子どもは、いいなぁ。2013/02/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
大人しい少年ルイと人形芝居をしていたロベルトが、お人形のガッシーちゃんを通して交流していく。来日された時がきっかけで創られた絵本。『ピーターのいす』で生まれたスージーが地域社会のリーダーとして人形劇を見せる。『ゆきのひ』から13年後の作品。2019/01/05
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