出版社内容情報
サンタ村は Xマスで大忙し。そこへ不可解な手紙が舞い込んで、太鼓の音と共におかしな事件が次々と?。ユーモアたっぷりの絵本。 5才から
内容説明
クリスマスの準備に大いそがしのサンタ村に、不可解な手紙がとどき、妙なたいこの音とともにおかしな事件が次つぎに発生!どの手紙にももれなくプレゼントしようとする心優しいサンタは風邪にもめげず必死で事件の解決に励みます。5、6歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
サンタさんへの古い手紙を見つけ、そこに書かれたプレゼントが何か分からず、サンタと小人たちはてんてこ舞い。そこに現れた魔法使いのベカラに振り回され・・。テンポよく内容もユーモラスでした。2019/12/22
ヒラP@ehon.gohon
22
とてもにぎやかに描きこまれた、サービス精神旺盛な作品です。 ベカラという少年から送られた意味不明の手紙の解読と、謎解きがメインですが、些末なエピソードが盛り込まれてお祭りのようなおはなしになっています。 にぎやかに楽しみたい子向けの絵本です。2022/12/28
遠い日
9
クンナスの絵を時々見たくなる。クンナスのクリスマスのお話はいくつかあるが、どれもユーモラス。このお話も、ちょっとしたミステリ仕掛けが楽しい。サンタに届いた古びた手紙から端を発するできごと。55歳の願いは切ないけれど、叶う願いにほっと胸をなでおろす。2017/01/10
遠い日
5
謎めいた古びた一通の手紙から巻き起こる騒動が、サンタの村を引っ掻き回す。子どもの頃からの憧れを、恨みに変えて持ち続ける魔法使いのベカラによる意地悪の限り。真相がわかれば、少々同情に値する。風邪っぴきのサンタのがんばりにも注目。楽しいクリスマス・ストーリー。2015/01/17
香名月
1
仕事柄、クリスマスの前後はお話会用にストックしておくために、クリスマス絵本をいくつか読むが、これは、ちょっとお話会には向かない内容ではあるけど、特に良かった。機械と魔法が混在する世界観の中のサンタクロース、という題材がまずワクワクするし、敵役についても、そのキャラクター性や動機を伏線を織り交ぜつつ、非常にテンポが良く描写していく。敵役が悪行をなしている原因は、まさに偶然が産んだ悲劇で哀れさすらあるのだけど、見開きの人物設定がそれを解消する伏線になっていて、しかもそれがきちんとラストに繋がる。最早圧巻の域。2013/12/25
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