出版社内容情報
ハナグマのツーティのうんちが、突然動き出した!?うんちがいろいろな生き物に利用され、自然界に無駄な物がないことを伝える。 4才から
内容説明
うーん…ぽとん、ぽとん!ぼく、ツーティ。いま、うんちをしたところ。きょうのうんちは、ほら、あそこ。きのうのうんちは…あれ?どこにもない。そういえば、ぼくがいままでしてきたうんち、どこにいったんだろう。4・5歳から。
著者等紹介
松岡達英[マツオカタツヒデ]
1944年新潟県生まれ。自然科学のイラストレーター。中南米・アフリカ・東南アジアなど、世界中の自然を取材し、多くの絵本を生み出している
越智典子[オチノリコ]
1959年東京都生まれ。作家。東京大学、エジンバラ大学で生物学を専攻。出版社勤務の後、執筆活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
読み友さんから。オタマさん大笑い。「人間はうんち食べる?」と真剣に聞くので、コピ・ルアックについて説明すると大興奮。それではと蚊の目玉スープ(真偽は不明)、ウサギの食糞行動などについて話したらオトンに「朝食中にやめてくれる!?」と嫌がられました。わたしの雑学力に嫉妬するのはやめていただきたい。フン!2016/10/05
くぅ
17
気に入ったみたいです。自然の循環、素敵だなぁと思います。熱帯魚の水槽でも、魚の糞や食べ残しが水草の栄養になり水草が酸素を出し…循環しているのが私の癒しになっています。息子はツーティにハマり、もう1冊借りるそうです。(4歳5ヶ月)2021/10/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
ハナジロハナグマの子ツーティが主役の絵本。熱帯の森で群れで暮らしていますが、好奇心旺盛で自分のうんちはどこにいったのか?を考えます。今まで自分でしてきたうんちは、いつの間にか無くなっているから、どうなっているんだろう?と観察すると、なんとうんちが動いた!仲間と一緒にうんち観察、自然の流れを学びます。もちろん人間のうんちはトイレでするのでゴミにしかなりませんけれど。巻末にはうんちのはなし。2021/04/04
遠い日
10
「ハナグマの森のものがたり」シリーズ。ツーティの疑問、なぜ森はうんちだらけにならないか?を科学仕立てのお話のように説く。まずはうんちを観察。そして動くうんちに注目。そこから、追跡のフィールドワーク。観る、考える、動く、科学の基本が描かれている。森にはすばらしい循環があることがわかります。2020/12/21
absinthe@読み聞かせメーター
6
6歳の娘に読み聞かせ。うんちは落ちると何処へ行くのか。誰がやってきて、誰が運んで誰が食べるのか。モルフォ蝶がウンチが好きだとは知らなかった。綺麗な蝶だとしか思ってなかった…2016/08/23