出版社内容情報
山のてっぺんにくらす魔女が、寒さにこらえかねて人間の住む町におりてきました。自転車や色とりどりの服にときめく魔女ですが……。
内容説明
山のてっぺんで相棒のホウキとくらしていた魔女は、もうすぐ371歳。歳をとってさむさがこたえはじめ、とうとう人間のくらす山のふもとへひっこすことにきめました―小学校低学年から。
著者等紹介
村上勉[ムラカミツトム]
1943年兵庫県生まれ。『だれも知らない小さな国』(講談社)のさし絵でデビュー。手がけた本に『おばあさんのひこうき』(小峰書店、小学館絵画賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
40
371歳の年老いた魔女が町に引っ越してくる。人々に受け入れられるか不安だったが、長年研究してきた薬草で町の人と仲良しに。村上勉さんの本はあまり読んだ事がなかったけれど、絵とお話がピッタリでした。2021/06/16
chiaki
36
御歳371歳!年老いた魔女は、同じく年老いたホウキと共に、人間の暮らす町に引っ越してきて…。長年研究を重ねられてきた魔女のなんでも治すお薬が、町の人たちとの交流を結ぶ意外な効果が♡5月、低・中学年さんにおすすめしたい、とてもほっこりするおはなしでした!2021/03/30
しゅわ
34
【図書館】コロボックルシリーズの絵本を借りた勢いで、村上勉さんの絵本を手に取ってみました。山のてっぺんで相棒のホウキと暮らす魔女はもうすぐ371歳! 寒さがこたえた為、引越しを決意します…街の人々に魔女が受け入れられるかな?という物語。乱暴なたとえですが、おばあちゃん版「魔女の宅急便」という感じ。高齢で魔力の弱った魔女&ホウキのやりとりがユーモラスで、楽しい一冊です。2014/05/07
花林糖
22
(図書館本)371歳のお婆さん魔女が老箒と共に町へ引っ越したお話。老いてからの新生活に戸惑いながらも頑張る魔女と箒が可愛らしい。お話も可愛らしいけれど絵もとっても素敵でほのぼの可愛い。2021/07/05
海(カイ)
20
【図書館】村上勉氏と言えば、コロボックル物語など佐藤さとる氏との作品(絵)で有名だが、お話も書いているのですね。 楽しいお話でした♪(*^^*)2014/05/16
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