出版社内容情報
法改正で義務化された相続登記。改正点を踏まえながらオンライン申請の基本がつかめる一冊。
内容説明
大きく変わった土地相続と登記に必要な知識を要点を絞ってやさしく解説。
目次
第1章 民法・不動産登記法の改正による影響(所有者不明土地増加で国が動く―九州が北海道に;民法・不動産登記法の改正が私たちの生活に与える影響 ほか)
第2章 相続登記の義務化に備える(不動産登記法の見直し;相続登記の未了は許されない ほか)
第3章 ここまで進んだ不動産登記のオンライン化(法務局の縦割り行政を越えたオンライン化;アフターコロナを見据えたDXへの対応 ほか)
第4章 登記簿の読み方と基本的な手続き(オンラインで登記事項証明書を取得したら;甲区・乙区で不動産の内容をチェック ほか)
第5章 相続登記(名義変更)をオンラインで申請しよう(不動産の名義変更に必要な書類とは;次の名義人は誰になるのか? ほか)
著者等紹介
岡信太郎[オカシンタロウ]
1983年生まれ。北九州市出身。司法書士、合気道家、坂本龍馬研究家。関西学院大学法学部卒業後、司法書士のぞみ総合事務所を開設。政令指定都市の中で最も高齢化が進む北九州市で、不動産登記・遺産相続・後見業務を多数扱う。介護施設などの顧問を務め、連日幅広い層から法的サポートに関する相談を受けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
7
・相隣関係・・・越境された側が自ら竹木の切除が可能化。 ・共有制度・・・所在等不明共有者の持分取得の簡略化・管理者の選任解任規定の創設。 ・遺産分割協議・・・相続開始後10年を経過すると特別受益や寄与分の主張が出来なくなり原則として法定相続分で分割となる。 ・土地所有権の国庫帰属・・・承認申請、要件審査・承認、負担金納付 ・相続登記の義務化・・・取得を知ってから3年以内に申請・過料あり ・法定相続分での登記(協議の成立前・本登記も義務履行となる)後に分割協議の成立・・・従来:共同で持分移転登記→2021/08/15
月と星
2
★★★相続登記が義務化されると聞いていたが,3年以内にしないといけないとは驚き。さらに氏名・住所変更は2年以内って,厳しすぎなのでは。2021/11/04
hagiwalionV2
1
法改正の要点、手続きのやり方などわかりやすく書かれていた。2024/03/25
伊坂
1
不動産持ってる身内が死にそうになったら司法書士に依頼するための費用を貯めるなり、金かけたくないなら自分でしっかり調べるなりしてくれ。脳死で凸してくんな。相続を軽く見るな。自分の無能さを棚に上げて窓口の人に当たるな。2022/11/28
kaz
1
仮称等、まだハッキリしないところもあるらしいが、改正のポイントをわかりやすく解説。図書館の内容紹介は『相続登記の義務化、遺産分割に10年ルールを導入、不要な相続土地を手放せる制度の創設など、改正民法・不動産登記法の改正のポイントからオンライン申請手続きまで、要点を絞ってやさしく解説する』。 2022/06/04