内容説明
ともだちとけんかしたねずみの子がむしゃくしゃしてけっとばしたどんぐりが、くまのおじいさんのおでこにコツン。そんなふうにであったふたりにおこったとってもいいことって?こころがうれしくなるおはなし三つ。
著者等紹介
もりやまみやこ[モリヤマミヤコ]
東京都生まれ。童話作家。『きいろいばけつ』(あかね書房)ほかの「きつねのこ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞、『ハナと寺子屋のなかまたち』(理論社)で赤い鳥文学賞を受賞
ひがしあきこ[ヒガシアキコ]
神奈川県生まれ。絵本作家・画家。ART BOX絵本新人賞受賞をきっかけに、絵本作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
11
森山さんのお話も東さんの挿絵もすてき。読むうちに心がふくふくしてきて、なんだか幸せな気分になりました。小さなネズミの子の毎日。友だち、知り合いのクマのおじいさんやウサギの奥さん、それぞれとの関係が、子どもらしい含みで自然に広がっていく。3話の小さなお話は、どれも子ども・大人ともに、心の動きを鮮やかに、そして丁寧に描いている。不機嫌も、がんばりも、わたしたちの暮らしにあるのと同じ地平で描かれて、すんなり気持ちに落ちてくる。「いいこと」は、みんなに伝わるものなんですね。2016/09/18
mana
1
読み聞かせ 22020/07/05