出版社内容情報
赤いダンス靴をはいて教会へいった少女がたどる哀しくふしぎな運命。アンデルセン童話の幻想性豊かな世界が、美しく描かれています。 4才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
266
アンデルセン・原作、神沢利子・文、いわさきちひろ・絵。お話は、アンデルセンらしい厳しさを伴った(時には残酷でさえある)カーレンの物語。貧しい境遇にあったカーレンの憧憬はよくわかるのだが、アンデルセンはそれをそのままは許さない。ただし、最後は神様による永遠の救いへと収斂して行く。絵もいわさきちひろらしさに溢れる。構図も独特だし、水彩絵の具の滲みを最大限に効果的に用いたもの。カーレンの肖像はローランサン風。2026/01/17
☆よいこ
73
あかい靴に魅了された少女カーレンは、恩人の看病も忘れダンスパーティーに行く。どうしてもダンスをやめられないカーレン。▽いわさきちひろの絵が美しく幻想的な雰囲気にあっている。アンデルセンの信仰心について解説がありわかりやすい。2019/10/11
itoko♪
60
絵本原画展で一番印象に残った作品。赤い靴を履く少女の楽しげなイメージで読み始めたら…。読み終わった後で表紙を見ると、読み始めの少女の表情とガラリと印象が変わって見えました。あとがきでアンデルセンの生い立ちも知ることが出来、興味深かったです。2015/10/15
神城冥†
45
有名なお話をいわさきちひろの美しい挿し絵で。貧しかった少女が幸福になるシンデレラストーリーかと思いきや、落とし穴が。悲しい話や。2016/02/19
スノーマン
35
挿絵の美しさと少女の心の脆さが絶妙に合っていて、怖さより哀しみが強い。赤という色と狂気はぴったりで、くるくると踊り狂う靴に取り憑かれる少女が与えられる罰、後悔は重い。解説がついていて親切。宗教や国は違えど、おろそかにしてはいけない決まりごとというのは昔も今もある、とハッとする。2015/09/19
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