内容説明
としをとってはたらけなくなったろば、いぬ、ねこ、おんどりは、おんがくたいに、なかまいりするため、ブレーメンをめざして、でかけます。グリム童話の名作。
著者等紹介
村岡花子[ムラオカハナコ]
1893年山梨県生まれ。評論、随筆、童話、翻訳の世界で広く活躍した。1960年藍綬褒章受章。1968年没
中谷千代子[ナカタニチヨコ]
1930年東京生まれ。絵本作家。東京芸大油絵科卒。作品は海外諸国でも出版されて好評。1981年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なま
13
★4 芸術の秋・敬老の日がある9月にぴったりな絵本。歳をとって働けなくなった動物達が売られたり追い出される前に、おんがくたいに仲間入りする為にブレーンを目指す。 巻末には赤毛のアンのモンゴメリ等、多くの翻訳を手がけた花岡花子さんが「この絵本について」とあとがきがある。年老いた動物達の悲劇ではなく、歳をとっても勇敢でユーモラスな生きがいのある人生に希望を持てる。動物達の食事シーンは、もう一ページ後の方がネタバレ感が無くて良いなぁ。8分。2023/09/07
moko
9
夜寝る前のお布団の中で、子どもたちと即興でお話をつくるのが流行中。いつも延々と続くので、昨夜は私が「ブレーメンの音楽隊」を思い出しながらお話しして就寝。(次男は即寝)内容がちゃんと合ってるかなぁ〜と確認のため。大体は合っていたので、まだ大丈夫とホッとしました。2016/02/04
yu
9
図書館本。小さい頃に読んだのですが、どんな話だったか忘れていました。この本は村岡花子さんの訳で、丁寧な優しい言葉が心地よい。結末にびっくり!ブレーメンには行かなかったんだ…。ブレーメンのおんがくたいじゃない…。2015/02/28
刹那
8
そうそう。こんな話でした!!脅かすところしか覚えてなかった。2013/07/20
紅生姜
6
村岡花子さんの訳だ!なんか、けっこう独特だな、村岡さんの日本語。絵も大好きな「かばくん」の中谷さんだ!年をとっても活躍できる場があるって素敵だな。2015/04/01