出版社内容情報
村人となかよくしたい赤おにと、そのねがいをかなえてやろうと、自分が悪者になる青おに。おに同士の友情を感動的に描きます。 4才から
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
131
心やさしい赤い鬼はなぜ泣いたのでしょう。どこの山かはわかりませんが、赤い家に住んでいたそうです。独りぼっちで寂しくて、人間たちを招き入れて一緒にお茶でもしませんか、純粋な気持ちで立て看板に書いたのだけど。警戒心の強い人間はなかなか心を開いてくれなくて、互いが涙したんです。そこにはもっとやさしい青い鬼がいたんです。そして話は進んで、突然の切なくて悲しい場面で終わるんです。人生ってそんなものなのかもしれません。新たな幸せを得ようとするとき、今ある幸せが見えなくなってしまう、後悔したところで戻ってこないんです。2026/02/21
zero1
100
誰かを排除しないと幸福になれない?人間の本質がこの作品で問われている。もし在日外国人があなたと仲良くなりたいと思ったら。黒人なら?犯罪者の子なら?あなたはその人と仲良くなれる?ナチスはユダヤ人を迫害することでアーリア人の優越を訴え結束した。誰かを敵にしなければ人は結びつくことが出来ないのか?外見で人を判断する人は多い。でも、この地球という惑星にいるのならどんな生き物も【仲間】ではないのか?【自分とは違うから】迫害する?ナチスとあなたは何が違う?単純な話に中に見えるものを見失ってはいけない。永遠の名作。2020/01/23
☆よいこ
83
絵本。2月節分の季節なので紹介読み聞かせ。多数出ている「ないたあかおに」の中では一番好きな本。読みやすく、絵もいい。2021/01/28
KAZOO
77
はまだひろすけさんの有名な童話です。この絵の鬼はかわいらしい鬼で、小さな子供がよんでもあまり怖くない感じがします。青鬼の赤鬼への優しい気持ちが伝わってきます。絵も色彩もいい感じの本です。2015/04/20
めしいらず
65
例えば友達100人できるかなだとか、フォロワー数がその人の価値のように取り沙汰されたりだとか、そんなものに心砕いたり思い悩んだりすることに何の意味があるだろう。時に人は新しい友にかまける余りに古くからの友がそっちのけになってしまいがちだ。新し物好きでその関心は移ろい易い。ずっと側にあるものはこれからもそうあり続けると軽んじられ易い。でもこれは互いの心に関わる問題なのだ。自己犠牲。気付かれぬよう去っていく心配り。そんな友の哀しみを思い遣れなかった後悔は終生苛むことだろう。一番大切にすべきものはもう既にある。2020/04/27




