出版社内容情報
ロングセラー『あかいありとくろいあり』の続きのお話。きょうは楽しい秋の遠足……と思いきや、つぎつぎとおそろしいものが!
内容説明
あかあり小学校のみんなは、先生やおとうさんおかあさんといっしょに、「ぼたもちやま」へ、秋の遠足にやってきました。つぎつぎとおそろしい怪物たちに出会いますがみんなで力をあわせて、頂上をめざします。4歳から。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926年福井県武生に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年会社を退社した後は、児童文化と児童問題の研究のかたわら、テレビのニュースキャスター、大学講師、海外での教育実践活動などに従事。また児童文化の研究者でもある。作品は、物語絵本、科学・天体・社会関係の知識絵本、童話、紙芝居など多岐にわたり、500点以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
81
あきえんそく、ぼたもちやま。PTAが先頭前進班、救援給食班、組み立て耕作組、団結団子団の4つに分かれて、遠足につきそう。ムカデやありじごくなど、ありより大きな生き物が襲うが、防ぐ。親ががんばらなっきゃって教訓的。2014/10/24
パフちゃん@かのん変更
42
かこさとしさんって今年(2014年)88歳で東大工学部卒業していらっしゃるのを知ってビックリ。この絵本は2014.1.29発行だからご高齢でもお元気で次々絵本の新作を発表していらっしゃるのに感動します。この絵本は途中、イヤな虫が登場しますが面白かった。2014/04/27
たーちゃん
25
ありさんの小学校の遠足。班に分かれてどんな危険にも対応出来るようにしっかり対策されているのが凄かったです。息子は「山に登るときもぴゅーんとこれで行けたらいいのにねぇ」と言っていました。2021/07/11
bros
19
あかいありとくろいありがまだ読めてないのでその続編。8000ミリメートルの山までほんとうに冒険です。「気を付けてページを開いてください」が笑えました。かこさらしいというか…。やっぱり一作目が読みたい。2017/01/17
さち
17
遅まきながら、大好きなかこさん残念だなあとおもいつつ手に取る。かこさん90歳も越えられてからの作品(だよねたぶん)って驚異的!本当に尊敬。あかいありさんが主人公ってどう?(^-^;とおもいつつ、途中の危機がリアルで怖い。決してかわいいだけじゃないとこがいいよねー。8000ミリ!のお山の冒険がすごかった。2018/05/31