出版社内容情報
暑くて暑くてたまらない夏。ツキノワグマは、山の動物たちと海へ行きました。たっぷり涼んで、さあ帰ろうと山をふりかえると? 3才から
内容説明
あぁ~、あついあつい。からだじゅうこげそうだよ。あせかきすぎて、からからだ。やまにはクーラーないからね。やっぱりなつはうみにかぎるね。すずしいすずしいうみ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
15
20年も前の作品なのに、この夏の暑さを予見したような絵本です。 暑さにまいってしまった動物たちの目指すのは海。 赤色のページと青色のページの中で、動物たちの表情がなんとも、猛暑続きの毎日をほうふつとさせてくれました。 決して涼しさを感じる本ではないけれど、がまんがまんを言い聞かせるのにはよい絵本かもしれません。2019/09/19
遠い日
15
この作品の初版は1997年5月。とんでもなく暑い暑い夏が描かれるのだけれど、作者の内田麟太郎さんは、まさかここ何年もの異常な気温の夏が本当に来るとは予想もしていなかったに違いない。描かれた暑さは、昨今の、夏そのもの。なにもかもがどろどろと溶けそうに暑い夏。猛暑にやられた動物たちや山までが、喘ぐ夏。海の青さに読み手もクールダウン。2015/08/31
ゆう
14
猛暑~な絵本。ものすっごい暑いところから、さっと涼しげな海のシーンに切りかわるページがいいですね。2014/07/02
ヒラP@ehon.gohon
12
C事業所で読み聞かせしました。2023/07/31
あおい
12
夏の暑さに耐えられなくなった動物達が海を目指す。灼熱の赤から爽やかな海の青が涼しげ。夏は海にかぎるなあ。2013/07/30