内容説明
デイビッドが、まちにまった日がやってきました。きょうは、入院していたおかあさんが、赤ちゃんをつれてかえってくる日なのです―。作者の愛情のこまやかさが暖かくつたわってくる絵本です。
著者等紹介
ワッツ,バーナデット[ワッツ,バーナデット][Watts,Bernadette]
1942年イギリスの南部に生まれ、ケント州に育つ。メイドストン美術学校で学び、絵本作家ブライアン・ワイルドスミスの指導を受ける。1969年ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞
くりやがわけいこ[クリヤガワケイコ]
厨川圭子。1924年中国東北部に生まれる。津田塾大学、慶応義塾大学英文科卒業。英米文学の翻訳に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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南
17
赤ちゃんが初めて家に帰ってくるときのお話。デイビッドがずっと楽しみにしていたのがよく伝わってくる。絵もイギリスらしい。絶版なので図書館にて。2020/02/14
mntmt
14
すごく質素に、しずかに、喜びを表現している。2015/12/28
なもないのばな
4
なつかしいワッツの絵本。不安と喜びをひめた少年の心情とかすかな表情をとらえた作品。こういう子どもの瞬間を温かくとらえて見守る大人がふえてほしい。2022/10/15
あじさい
2
昔、読んだ記憶があります。出産をすませ 赤ちゃんと自宅へ帰るお母さんを待ついじらしさが良い
taiyou gyousi
1
出産を終えて帰ってくるお母さんが帰ってくるのを待つ間の話。心の中に静かな期待と興奮が広がっていく様子が見えて面白い。 もう一つ、日本と外国との家庭事情の違いみたいなものが垣間見えて興味深い。2019/02/05