出版社内容情報
カクレンボ・ジャクソンは、はずかしがりや。いつも、背景にとけこむような服を着ています。装飾的で美しい絵と、シンプルで説得力のあるお話の絵本。
内容説明
絵本の主人公なら、いちばんめだつように描いてあるはず。ところが、この本はちがいます。なぜならカクレンボ・ジャクソンは、とても、はずかしがりやで、読者にさえ気づかれないようにと、背景にかくれてしまうから。繊細で、感じやすいカクレンボくんは、心のなかに、美しいものへのあこがれを育てていました。そのあこがれが彼を導いてくれたのは、さて、どんな人生だったでしょう…？３歳から。
著者等紹介
ルーカス，デイヴィッド［ルーカス，デイヴィッド］［Ｌｕｃａｓ，Ｄａｖｉｄ］
１９６６年イングランド北部のミドルズブラに生まれる。子どもの頃から絵や文章をかくのが好きだった。英国王立芸術学院（ＲＣＡ）を卒業後、イラストレーターとして活躍している
なかがわちひろ［ナカガワチヒロ］
絵本作家・翻訳家。１９５８年生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
48
カクレンボ・ジャクソンは、はずかしがりやでした。だから こうえんへ いくときは、こんな ふく… ■表紙のあの子を見て☆ お日様色のお洋服がお似合いね♪ これは楽しくって素敵なお話♡ ■恥ずかしがり屋さんが、無理をせずに キラキラ楽しい世界へ踏み出します。町も公園もお家の中も、どこも夢があって 洗練された素朴さが心地よくて。柔和なストーリーや美しい絵と併せて、絵探し遊びも楽しめます。■この世界の人、みんな可愛い♡ いつまででも眺めていたい素敵絵本でした。この本 欲しいなぁ (ღ′◡‵) （2003年）（→続2019/10/26
小夜風
28
【図書館】絵本の主人公はいつも一番目立つのが当たり前ですよね。でもこの絵本の主人公はとっても恥ずかしがりやで、どこにいるのかも判らないくらい(笑)。カクレンボ･ジャクソンがどこにいるのか探しながら読むのが面白かったです。恥ずかしがりやでも引っ込み思案でも大丈夫って勇気がもらえます。カクレンボ･ジャクソンが最後まで恥ずかしがりやなのも良かった♪2015/11/26
ヒロ＠いつも心に太陽を！
27
なんてキュートな絵なの！！はずかしがりやのカクレンボジャクソンにすっかり心奪われました〜可愛いっ(*^人^*)♪彼を探しながらページをめくるのも楽しかったし、お城でのパーティーを経て独創的なふくを作り友達が増えていく彼を眺めるのも楽しいし！お話と絵がここまでぴったりだしとても気に入った絵本♪2013/02/16
Thinking_sketch_book
25
★★★☆☆ 良い絵本です。でも好みも入りますが、せかいでいちばんつよい国の方が面白かった。恥ずかしがり屋に読ませたい本です。2013/12/22
anne＠灯れ松明の火
24
読友さんご紹介。はずかしがりやのカクレンボ・ジャクソン。あれ？どこにいるの？ 壁のレンガと同じ色柄の服と帽子。これなら、誰も気づかないから、大丈夫♪ 家でひとりで過ごすのが一番だけど、どこかへ行く時は、これが一番。ある日、お城の誕生日パーティーに招かれて……。 大失敗が大成功につながって、思いがけない楽しい日々♪ 良かったね！ カクレンボ・ジャクソン探しも楽しい。おはなしライブにも使えるかな？2020/05/29
